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平成13年度司法試験第二次試験結果について

平成13年11月9日
担当:司法試験管理委員会

~出願者数は過去最高を更新~

 本年11月9日に,本年度の司法試験の最終合格者が発表されました。平成9年度の法曹三者(最高裁,法務省,日弁連)による「司法試験制度と法曹養成制度に関する合意」を踏まえ,本年度の最終合格者は990人と決定されました(昨年度最終合格者は994人)。このうち,平均受験期間については,昨年度より0.61年長い5.20年となり,また,合格者の平均年齢についても,昨年度より0.87歳高い27.42歳となりました。
 本年6月12日に司法制度改革審議会意見書が内閣に提出され,今後,国民の法曹に対するニーズがますます高まることが期待される中で,本年度の出願者数は,過去最高だった昨年度に比してさらに2,700人余り,増加率で7.5%増の38,930人となり,多くの人材が司法試験を目指すという傾向が一層顕著となってきています。

 第二次試験出願者数・合格者数等
 ~出願者数は引き続き増加~
  出願者数(A) 38,930人 【平成12年度36,203人】
  受験者数(B) 34,117人 【  〃   31,729人】
  短答式試験合格者数 6,764人 【  〃    6,125人】
  論文式試験合格者数 1,024人 【  〃    1,025人】
  最終合格者数(C) 990人 【  〃      994人】
  第二次試験合格率(C/A) 2.54% 【  〃     2.75%】
  対受験者合格率(C/B) 2.90% 【  〃     3.13%】

 図:司法試験第二次試験の出願者と合格者の推移(平成元年~13年度)

 合格者の受験期間別分布状況等
( 1)  受験開始から3年以内5年以内の短期間受験での合格者の割合は,次のとおりです。
 合格枠制が実施された平成8年度以降で見ると,ほぼ横ばいの状態が続いていましたが,本年度の3年以内合格者は40%台前半となり,若干減少しています。
受験開始3年以内の合格者 受験開始5年以内の合格者
本 年 度  422人・42.6%(元年度比5.6倍)  661人・66.8%(元年度比3.3倍)
平成12年度  503人・50.6%(元年度比6.6倍)  688人・69.2%(元年度比3.4倍)
平成11年度  471人・47.1%(元年度比6.2倍)  689人・68.9%(元年度比3.4倍)
平成10年度  391人・48.2%(元年度比5.1倍)  556人・68.5%(元年度比2.8倍)
平成9年度  410人・55.0%(元年度比5.4倍)  530人・71.0%(元年度比2.6倍)
平成8年度  397人・54.1%(元年度比5.2倍)  524人・71.4%(元年度比2.6倍)
平成元年度   76人・15.0%  201人・39.7%

図:受験期間3年以内の合格者の比率と5年以内の合格者の比率(平成元年~13年度)

初受験での合格者 受験2年目での合格者 受験3年目での合格者
本 年 度   53人・5.4%  158人・16.0%  211人・21.3%
(元年度比13.3倍) (元年度比6.9倍) (元年度比4.3倍)
平成12年度   68人・6.8%  204人・20.5%  231人・23.2%
平成11年度   73人・7.3%  176人・17.6%  222人・22.2%
平成10年度   67人・8.3%  155人・19.1%  169人・20.8%
平成9年度   59人・7.9%  142人・19.0%  209人・28.0%
平成8年度   47人・6.4%  176人・24.0%  174人・23.7%
平成元年度    4人・0.8%   23人・ 4.5%   49人・ 9.7%

図:受験期間3年以内の合格者の内訳

 
( 2)  合格者の平均受験期間は5.20年となっています。
 最長だった平成元年度の平均6.66年以上に比べると,本年度は1.46年短縮されましたが,合格枠制が実施された平成8年度以降で見ると,4年台で推移していた平均受験期間が初めて5年台に達しました。

 合格者の年齢別分布状況等
( 1)  合格者の平均年齢は27.42歳となっています。
 最も高かった平成元年度の28.91歳に比べると,本年度は1.49歳若年化しましたが,平成8年度以降で見ると,26歳台で推移していた平均年齢が初めて27歳台に達しました。

図:司法試験合格者の平均年齢(平成元年~13年度)

( 2)  24歳以下の合格者数は304人で,全合格者の30.7%となっています。
 24歳以下の合格者は,昭和46年度に246人,46.2%を占めたのを最後に,平成元年度には83人,16.4%にまで落ち込みましたが,本年度は,平成元年度に比較し,約3.7倍となっています。
 25歳以下の合格者は416人で,全合格者の42.0%となっています。


図:司法試験合格者の年齢別構成

 大学生の合格者数
 大学生の合格者数は,265人,全合格者の26.8%となりました。
 【平成12年度 311人・31.3%,平成元年度 95人・18.8%】

 合格者の性別
 男性は767人(77.5%),女性は223人(22.5%)となりました。
 【平成12年度 男性724人(72.8%),女性270人(27.2%)】

 論文式試験について
 本年度の結果ついては,制限枠の最下位合格者と無制限枠の最下位合格者の合格点の差は1科目当たり0.67点(平成12年度0.63点),その順位差は748番程度(平成12年度677番程度)にとどまり,両者の成績の差は,平成3年当時の予想値(合格点差1科目当たり2点強,順位差1,000番以上)よりも小さいものとなっています。
 なお,平成14年度から,司法試験合格者数が1,200人程度になることが見込まれることから,合格枠制における無制限枠と制限枠の比率が「7対2」から「9対2」に変更となりました。また,平成16年度以降に行われる論文式試験における合格者の決定方法は,合格枠制によらないこととなりました。詳細は,ホームページ上の「司法制度改革審議会意見(司法試験関係)に関する司法試験管理委員会決定について」を御覧下さい。


 「司法制度改革審議会意見(司法試験関係)に関する司法試験管理委員会決定について」へ
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