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島根あさひ社会復帰促進センター整備・運営事業

事業概況

事 業 者:島根あさひ大林組・ALSOKグループ
収容対象:犯罪傾向の進んでいない男子受刑者等
収容定員:2,000人
事業概要:パンフレット(島根あさひ社会復帰促進センターHPにリンクしています。)
事業期間:20年間(2026年3月31日まで)
所 在 地:島根県浜田市旭町丸原380-15

地域との共生の取組

 島根あさひ社会復帰促進センターは、施設の設計、建築及び運営の一部を民間事業者に委託して運営される官民協働の刑事施設であり、その運営においては、地域の団体や人材との連携が図られています。

1.大学及び市との連携協力に関する協定
 令和元年に市・県立大学・センターの三者で、連携協力に関する協定が締結され、地域振興の取組や社会復帰支援に関する取組を三者で連携して実施しています。

2.地域の方と連携した刑務作業・職業訓練(楮栽培、神楽面制作)
 センターの所在地である石見地方で古くから生産される「石州半紙」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されているものの、その原材料となる楮栽培の収益性が低く、栽培農家が減少しています。
 そのため、地域の石州和紙製造者が原材料を提供し、受刑者が栽培をすることで、センター内で楮栽培を行っています。
 また、石州和紙製作や、石見地方の伝統芸能である神楽面制作についても、職業訓練として実施しています。

3.市と連携した職業訓練成果物の活用(給食パン)
 地元の小中学校では給食でパンが給与されていなかったため、職業訓練の成果物であるコッペパン(「お子様用コッペパン」の愛称として「おコッペ」と呼ばれている。)について、平成30年から毎月1回、約200個を市内小・中学校の給食用として提供しています。

4.民間団体等と連携した一般改善指導(盲導犬パピー育成プログラム)
 中国・四国地方には盲導犬育成施設がなく、また、パピーウォーカー(子犬飼育ボランティア)も不足していたため、センター敷地内に盲導犬育成施設を設置し、週末は地域のボランティアが、平日は受刑者が、それぞれ生後4~5か月のパピーを1歳程度まで飼育し、基本的な社会化訓練を実施しています。

関連リンク

・島根あさひ社会復帰促進センター
・関連資料※法務省HPにリンクしています。

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