フロントページ > 国際テロリズム要覧について>地域別テロ情勢 > コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国では、イスラム過激組織「民主同盟軍」(ADF)(注19)等100以上の武装組織が活動している。2010年には、文民保護等を目的に国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)の開始が決定されたが、その後もADF等によるテロが発生している。

また、2019年4月には、東部・北キブ州ベニで実行された襲撃事件(警察官3人及び住民1人の計4人が死亡)で、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)が「中央アフリカ州」(注20)名の犯行声明を発出し、「中央アフリカ州」の存在が初めて確認された。2022年8月、「中央アフリカ州」は、北キブ州ブテンボ市でカクワンゴラ中央刑務所を襲撃し、800人以上の収監者を脱獄させたほか、同州及び北東部・イトゥリ州でキリスト教徒の村を繰り返し襲撃するなどテロを頻発させた。

このページの先頭へ

ADOBE READER

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。