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法制審議会第148回総会(平成18年2月8日開催)

○ 議題等

  1 信託法の見直しに関する諮問第70号について
  2 罰金刑の新設等のための刑事法の整備に関する諮問第75号について
  3 電子債権制度の整備に関する諮問第76号について
 

○ 議事概要


1 信託法部会長から,信託法の見直しに関する諮問第70号に関し,同部会が取りまとめた「信託法改正要綱案」について,審議の経過及び結果に関する報告がされた。
 同要綱案は,社会・経済情勢の変化に的確に対応する観点から,受託者の負う忠実義務等の内容を適切な要件の下で合理化すること,受益者が多数に上る信託に対応した意思決定のルール等を定めること,受益権の有価証券化を認めることなどを内容とするものである。
 審議・採決の結果,同要綱(骨子)は,全会一致で原案どおり採択され,法務大臣に答申することとされた。

  答申(信託法改正要綱)【PDF】  

2 刑事法(財産刑関係)部会長から,罰金刑の新設等のための刑事法の整備に関する諮問第75号に関し,同部会が取りまとめた要綱(骨子)について,審議の経過及び結果に関する報告がされた。
 同要綱(骨子)は,近年における公務執行妨害,業務上過失致死傷及び窃盗の各罪等の実情等にかんがみ,これらの罪につき罰金刑を新設するなどその法定刑を改正するとともに,財産刑に関する手続規定を整備することを内容とするものである。
 審議・採決の結果,同要綱(骨子)は,全会一致で原案どおり採択され,法務大臣に答申することとされた。

  答申(罰金刑の新設等のための刑事法の整備に関する要綱(骨子))【PDF】

3 法務大臣から新たに発せられた電子債権制度の整備に関する諮問第76号に関し,事務当局から諮問に至った経緯及び諮問の趣旨等について説明がされた。
 この諮問について,その審議の進め方等に関する意見表明が行われ,諮問第76号については「電子債権法部会」(新設)に付託して審議することとし,同部会から報告を受けた後,改めて総会において審議することとされた。

  諮問第76号【PDF】 

4 また,法務省矯正局長から,未決拘禁者等の処遇に関する法整備を行うための刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律(平成17年法律第50号)の一部改正に関し,「監獄法改正の骨子となる要綱」(諮問第31号に対する答申)に基づきつつ,受刑者の処遇に関する同法の内容も踏まえた法律案の検討内容について報告がされた。

 

○ 議事録等

  議事録(TXT版



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