そんなとき法テラスがお役に立ちます！　Vol.18　～岩手県初の被災地出張所開所！！～

Vol．20　～二本松市に福島県初の被災地出張所が開所！！～

●法テラス被災地出張所設置地域

●弁護士・司法書士による無料法律相談

法テラス二本松では、被災者の方が抱える原発の損害賠償等の法的トラブル（そのほか離婚、借金、相続、家屋の明渡し、交通事故、解雇、給料の未払いなど）について、弁護士または司法書士に無料で法律相談をすることができます。また、法律相談後、弁護士・司法書士に事件処理を依頼することもできます（東京電力（株）への請求書の作成や原子力損害賠償紛争解決センターへの申立てを依頼することもできます。）。震災法律援助を利用した場合、弁護士費用等は利息なしで立て替え、事件終了までは返済を猶予されます。

●６分野の専門家による無料相談

行政書士、建築士、社会福祉士、社会保険労務士、税理士、土地家屋調査士による無料相談も実施しており、様々な分野にまたがる問題を法テラス二本松で相談することができます。

たとえば

法務省に協力している民間ボランティア等について

法務省に協力している民間ボランティア等について～協力雇用主～

協力雇用主は，犯罪や非行の前歴のために定職に就くことが容易でない人たちを，その事情を理解した上で雇用し，改善更生に協力する民間の事業主です。

保護観察所への登録数は年々増加しており，平成２４年４月現在で，個人・法人合わせて約１万社となっています。

法務省では厚生労働省と連携し，協力雇用主が犯罪や非行をした人たちを雇用しやすい環境を整えるために，身元保証制度やトライアル雇用などの支援策を推進しています（詳しくは特集記事「再犯防止のための住居と就労の確保について」も御覧ください。）。

協力雇用主の声の一部を御紹介します。

協力雇用主として保護観察所に登録したきっかけは，知り合いの保護司の方から「保護観察を受けている人を雇ってほしい。」と頼まれたことです。保護観察や保護司のことを全く知りませんでしたが，説明を受け，「一市民として何か協力できれば。」と思い，引き受けることにしました。採用に当たって，特に構えることはありませんでした。また，身元保証制度を利用しましたが，雇う立場からするとありがたいものでした。

A社（農業）

B社（製造業）

若年者は挨拶や言葉遣いなど，社会人としてのマナーが身に付いていないことが多いため，私から従業員に対し挨拶や声掛けをするよう意識しています。数か月経つと，初めはできなかった挨拶ができるようになり，礼儀が身に付き，小さかった声が大きくなっていくのが実感できます。再犯のない社会にしていくためには，更生しようとしている人々を地域社会が理解し，「明るく・楽しく・元気よく」仕事ができる環境をつくっていくことが大切だと思います。

犯罪や非行をした人たちの就労支援を一層推進していくため，保護観察所では協力雇用主を募集しています！詳しくは法務省ホームページを御覧ください。