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刑事施設の被収容者の不服審査に関する調査検討会（第９８回）議事要旨

１	日時 　　平成２２年１０月６日（水）１５：００

 

 

２

審査件数

 

３

再調査相当意見

(1)	書籍の閲覧禁止に係る案件について 　本件禁止措置については，特に問題はないものと思われるが，(1)処分庁において禁止の措置の決定からその告知までの期間が長期に及んでいること及び(2)矯正管区の長が却下の裁決をしたことの２点について，その事情等を確認されたい。
(2)	信書の受信禁止に係る案件について 　本件は，本件信書と差出人との間で信書を発受することを許すことは，申請人の矯正処遇の適切な実施に支障を生ずるおそれがあるとして，その受信を禁止した案件であるが，説明を受けた限りでは，同措置が適当であったかどうか判断できないことから，本件に関する事実関係等を整理した上，改めて説明されたい。

 

４	その他 　不当な保護室への収容を申告した案件について，「処理案（法務省意見）相当」との結論が出されたが，委員から，「本件は，そもそも職員が誤った指導を行ったことに端を発したものと認められることから，今後，そのようなことのないよう所内規則等の周知徹底に努められたい。」との意見が述べられた。