「刑事施設の被収容者の不服審査に関する調査検討会」活動状況(平成23年)
1 開催回数
20回2 審査件数
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※1 審査中,再調査相当とされたものが3件あり,うち1件は継続審査となった。 |
3 | 委員の意見 |
委員から述べられた主な意見としては,処分の存否の判断に関するもの(「判断に当たっては, 形式のみとらわれず,もっと実質を見るべき」等),処分の告知に関するもの(「適切な矯正処 遇の実施に支障のない範囲で個別の状況に応じて分かりやすい告知を行うべき」等),信書の発 受の禁止等における留意事項に関するもの(「改善更生の機会を奪うことがないように,より慎 重な判断が望まれる」等)があった。 なお,これらのほか,不服申立てをより迅速に処理するよう一層努力すべきとの意見が年間を 通じて述べられた。 4 施設視察 平成23年1月20日 喜連川社会復帰促進センター 平成23年2月17日 福島刑務所,福島刑務支所 平成23年9月16日 川越少年刑務所 |
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