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刑事施設の被収容者の不服審査に関する調査検討会(第163回)議事要旨


 
 日時
 平成25年12月19日(木)15:00

 

 

 審査件数
検討会付議件数 審査結果
処理案相当 再調査相当 処理案不相当
12件 12件 0件 0件

 

 意見その他
(1)  日本弁護士連合会の人権擁護委員会宛ての信書の一部を抹消された措置の取消しを求める案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論に至ったが,関連して,委員から,「申請人は,本件信書において,申請人以外の同所収容受刑者の処遇等についても記載しているところ,当該受刑者は,摂食障害を有する者であり,食事を隠匿する反則行為により繰り返し懲罰を科されていることが認められるが,障害や疾病に起因する行動に対し科罰する際には,より慎重な検討が必要と考える。」との意見が述べられた。
(2)  有形力の行使の違法性を申告した案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論に至ったが,委員から,「本件有形力の行使は,職員が申告人に対し,閉居罰執行中の姿勢について指導した際,申告人がこれに反発し,従わなかったことが端緒となっている。閉居罰執行中,必要な限度において一定の着座姿勢を維持させる必要があることは理解できるが,指導に当たり無用な反発を招かぬよう留意されたい。」との意見が述べられた。
(3)  保護室収容の継続の違法性等を申告した案件について,「処理案(法務省意見)相当」との結論に至ったが,委員から,「映像記録によれば,保護室収容を継続する要件は存在したと認められるが,当時,当該施設が作成した動静記録には申告人の保護室収容の継続(中止)に関する特異な言動等が記載されていないので,当該特異な言動等については,動静記録に記載しておくべきである。」との意見が述べられた。