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平成22年度法教育懸賞論文入賞作品について

 平成22年度法教育懸賞論文につき、受賞した論文と大村敦志座長の談話を掲載いたします。

 なお、平成23年3月15日(火)に実施を予定していた法教育懸賞論文の表彰式は、諸般の事情により中止となりました。

 

テーマ:学校現場において法教育を普及させるための方策について

 

大村敦志座長の談話

       データ【座長談話】 【PDF】

 

受賞作品

【最優秀賞】武藤立樹氏(島根県立隠岐島前高等学校教諭)

       データ【論文・武藤氏】 【PDF】

  受賞のコメント:

法教育の実践は、日本ではまだ緒に就いたばかりである。それ故、実践に関しては大きな困難が伴う。しかし、その困難を喜びに変えるほどの劇的な変化が生徒に起こる。自ら考え、自ら語り、互いの立場を尊重しながら自己意見を確立していく。その様な生徒の姿は感動的である。

未来へ光明を放つ教育実践である法教育、時宜を捉え、その実践に勇気をもって踏み出すことこそが、今教育現場に求められている。

本稿作成の基礎となった私の実践を支えて戴いた全ての方々、そして拙稿をお読み下さった方に心より感謝したい。

同時に、法教育に興味を持たれた方があれば武藤までご連絡を戴きたい。共に手を携え、法教育実践への一歩を踏み出しましょう!

 

 

【優 賞】春田久美子氏(弁護士・福岡県弁護士会)

       データ【論文・春田氏】 【PDF】

  受賞のコメント:

裁判官として働いていた十年程前、裁判傍聴に訪れた子供たちに初めて「裁判」のことをお話したときの子供たちの真剣でキラキラした目の輝きが忘れられず、いつの間にか“法教育”に携わることが楽しくて好きになっていきました。小学校の先生からいただいたお手紙と生徒さんのイラスト入り感想文が私の宝物になりました。

 どういう授業だったら子供たちの心(ハート)に届き、響くだろう、どういう工夫をすれば学校の先生方に「やってみよう!」と思ってもらえるだろう・・・。心の中で温めていたアイディアを今の私で思いつく限り綴ってみたところ、思いもかけず賞をいただけることになり、とても幸せです。

 “法教育”の題材は普段の実生活の中にたくさん転がっています。立場の異なる人の意見にも耳を傾け、共感できる心を育み、最終的には一人一人の子供たちが「幸せ」になるために、是非一度は受けてもらいたい授業です。私の提案するアイディアで、“法教育”を身近に感じていただき、やってみようか!と少しでも思っていただけましたらこの上ない幸せです。

 

      札埜和男氏(京都教育大学附属高等学校教諭)

       データ【論文・札埜氏】 【PDF】

  受賞のコメント:

この度は優秀論文賞を頂きまして有難うございます。本論文は締切日前日に思い立ち一気呵成に仕上げました。最終航空便に間に合うよう宅配便事務所に駆け込んだ時は夜11時を廻っていました。いわば瀬戸「際」から生まれた作品です。同時に「国語(ことば)」と「法」の「際」から生まれた「際物」でもあります。しかしことばと法の関係を考えると、「国語科における法教育」こそ「際物」どころか「本道」となるはずの法教育です。今回の授賞は「際物」を「本道」にすべく実践してきた者の背中を押して頂きました。「法教育は法言語教育である」との理念に基づいて、これからも社会に貢献できる実践や理論を創出していきたいと思います。本当にありがとうございました。

 

【佳  作】長島光一氏(明治大学付属明治高等学校講師)

       データ【論文・長島氏】 【PDF】

      松岡正志氏(弁護士・広島弁護士会)

       データ【論文・松岡氏】 【PDF】

      飯野眞幸氏(前・群馬県立高崎女子高等学校長)

       データ【論文・飯野氏】 【PDF】

      金子幹夫氏(神奈川県立三浦臨海高等学校総括教諭)

       データ【論文・金子氏】 【PDF】

 

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