国連国際商取引法委員会（UNCITRAL），日本国際紛争解決センター（JIDRC）とデジタルエコノミーにおける紛争解決に関するウェビナーを実施しました（令和３年２月５日）

　令和３年２月５日（金），国連国際商取引法委員会（UNCITRAL）事務局，日本国際紛争解決センター（JIDRC）及び法務省の共催により，「デジタルエコノミーにおける紛争解決」と題して，現代における紛争解決の在り方の見直しに関する日本提案のプロジェクトと，国際的なハイテク取引における紛争解決に関するイスラエル及び日本の提案のプロジェクトに焦点を当てて，一連のイベントのキックオフディスカッションとしてのウェビナーを実施しました。
　当日は，髙嶋法務省大臣官房国際課付兼訟務局対策官が日本提案のプロジェクトの紹介をした後，UNCITRAL第２作業部会議長のMr. Andrés Janaが第２作業部会の議論の状況を，立教大学教授のMr. James Claxtonがリモート調停の最近の動向を，イスラエル司法省のMr. Cedric Yehuda Sabbahがハイテク取引における紛争解決に関する提案を，シンガポール国際仲裁センター（SIAC）副書記長兼事務局長のMr. Kevin Nashが仲裁機関の最近の動向に関する発表等をそれぞれ行ったほか，JIDRC事務局長の早川吉尚氏がJIDRC東京の施設紹介を行いました。
　世界中から１５０名を超える参加者が視聴するなど，盛況でした。
　このウェビナーの様子は，YouTubeのJIDRCチャンネルにおいて視聴いただけます（全編英語）。