CONTENTS
《特集記事》
- 7月は「再犯防止啓発月間」です!
- 第69回“社会を明るくする運動”について
- ラオス法制度整備支援20周年及び民法典成立について
- 出入国在留管理庁における取組について
- 「島ぜんぶでおーきな祭(第11回沖縄国際映画祭)」における広報啓発活動について
- 裁判員制度10周年記念シンポジウム「裁判員制度のこれまで,そしてこれから」を開催しました
- 成年年齢引下げ動画コンテストを開催しました
- 国際テロリズム要覧(Web版)の紹介
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第69回運動のポスターには,第68回運動に引き続き,更生保護のマスコットキャラクター「更生ペンギンのホゴちゃん」が登場します。第69回運動ポスターのキャッチコピーは,「RE:スタート」(リスタート)です。英語で「再起動・再開」を意味し,「過去のあやまち」から再出発し,未来に向かって挑戦できる,「つまずいても 立ち上がれる」社会を目指す願いが込められています。
ポスターでは,ホゴちゃんが,非行ペンギンから「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」と「生きるマーク」を手にして更生ペンギンとなり,未来に向けて飛び立つまでを描いています。
(縦版)
(横版)
更生ペンギンのホゴちゃんとサラちゃんは,立ち直ろうとしている人をいつも温かく見守り,犯罪や非行のない幸せな社会を願う心優しいペンギンです。
保護司とは,犯罪や非行をして「保護観察」を受けることになった人の生活を見守り,様々な相談に乗ったり,指導をしたりするボランティアです。
BBS(Big Brothers and Sisters Movementの略)とは,様々な問題を抱える少年たちと,兄や姉のように身近な立場で接することで,少年たちの成長を助ける青年ボランティアです。
協力雇用主とは,犯罪・非行歴のために仕事に就くことが難しい人たちを,その事情を理解した上で雇用し,立ち直りを支援する事業主です。
更生保護女性会とは,女性の立場から,地域における犯罪予防の活動や子どもたちの健全育成のための支援活動などを行うボランティア団体です。
罪を犯した人は,反省と償いを経て社会に帰ってきます。彼ら・彼女らが立ち直りのために努力することはもちろんですが,社会に居場所がないために再び犯罪を重ねてしまうという「負のサイクル」があることも事実です。
本リーフレットは,そのような「負のサイクル」と,彼ら・彼女らに居場所を提供し,犯罪や非行からの立ち直りを支える「更生保護」の活動について,「ホゴちゃんの更生までの道のり」というイラストで表現しました。
彼ら・彼女らの立ち直りの先には,私たちが暮らす地域全体の「安全・安心」という明るい未来が待っていることをすべての人に伝えます。
負のサイクル
ホゴちゃんの更生までの道のり
(更)立川更生保護財団及び(更)日本更生保護協会の協賛により,更生ペンギンのホゴちゃん・サラちゃんと更生保護ボランティアのキャラクターが出演する “社会を明るくする運動”のCM動画が完成しました。CMでは,ホゴちゃんが立ち直りを決意し,つまずきながらも,周りの優しさに支えられながら,未来に向かって「RE:スタート(リスタート)」します。是非御覧ください。
カット1
カット2
カット3
カット4
令和元年7月1日(月)午後5時から,東京・有楽町駅前広場において,広報・啓発行事「立ち直りフェスティバル」を実施します。犯罪や非行をした人の立ち直りについて,地域の皆様に理解や協力を呼び掛けることを目的に,よしもと芸人を交えたイベントや,広報グッズの配布など一般の方が気軽に参加できる内容となっています。皆さん,是非お越しください。
第69回運動では,若い世代の人を含め,より多くの皆様に本運動を知っていただき,犯罪や非行からの立ち直りについて考えるきっかけとしていただけるよう,全国各地で様々なイベントや広報・啓発活動を実施する予定です。
また,本年は更生保護制度施行から70周年を迎える節目の年でもあり,これまで以上に本運動を力強く推し進めてまいります。 皆さんも,ホゴちゃん,サラちゃんと,更生保護ボランティアたちが出演するCM動画を御覧いただき,周りの方へも広めていただくなど,本運動への御協力をお願いいたします。