法制審議会民法(債権関係)部会第1分科会第1回会議(平成23年11月8日開催)
議題等
民法(債権関係)の改正に関する論点の検討について
議事概要
部会資料27(部会第30回会議で配布)及び部会資料29(部会第31回会議で配布)に基づき,民法(債権関係)に関する論点につき,審議がされた(具体的な検討事項は以下のとおり)。
1 意思表示の効力が否定された場合の第三者保護規定の在り方
(以上の論点は,部会第31回会議において,分科会で審議することとされた。)
2 意思表示の受領を擬制すべき場合
3 無効な法律行為に基づいて履行がされている場合の返還請求権の範囲
(以上の論点は,部会第32回会議において,分科会で審議することとされた。)
4 代理行為の瑕疵―原則(民法第101条第1項)
5 代理行為の瑕疵―例外(民法第101条第2項)
6 代理人の行為能力(民法第102条)
7 代理権の範囲(民法第103条)
8 代理権授与の表示と意思表示の規定
9 権限外の行為の表見代理における代理人の「権限」
10 代理権消滅後の表見代理における「善意」の対象
11 代理権消滅後の表見代理における善意,無過失の主張立証責任
(以上の論点は,部会第33回会議において,分科会で審議することとされた。)