企業における人権研修~企業の人権研修担当の方々へ~

企業における人権研修~企業の人権研修担当の方々へ~
企業における人権研修の重要性
長時間労働による過労死、就職活動や職場におけるセクハラやパワハラなどのハラスメント(嫌がらせ)、不当な差別など、企業が関わる様々な「人権問題」がメディア等で大きく取り上げられることがあります。こうした人権問題への対応は、時として、企業の価値に大きく関わります。そのため、全ての人々が持っている固有の権利である「人権」の観点から企業活動を見直そうとの動きが国内外において高まっており、企業の社会的責任(CSR)や社会的責任投資(SRI)に対する関心の高まりと相まって、人権尊重の考え方を積極的に企業方針に採り入れたり、職場内で人権に関する研修を行ったりする企業が増えてきています。

大人の人権教室

大人の人権教室
企業の人権研修で法務局ができること
企業における人権研修に講師を派遣します
全国の法務局・地方法務局で、企業等からの要望に応じて、無料で講師を派遣して、人権研修(大人の人権教室)を実施します。
セクハラ、パワハラ、障害のある人、性的マイノリティ、外国人、部落差別(同和問題)など様々なテーマで実施可能です。
※複数テーマでも実施可能です。
※複雑なテーマの場合は管轄の法務局・地方法務局へ相談願います。
なお、過去3年間の「(企業等を対象とした)大人の人権教室」開催実績は以下のとおりです。
※「(企業等を対象とした)大人の人権教室」とは、大人の人権教室のうち、保護者・教員等の学校関係者以外を対象としたものを指します。
※令和3年度及び令和4年度については学校関係者を含みます。
セクハラ、パワハラ、障害のある人、性的マイノリティ、外国人、部落差別(同和問題)など様々なテーマで実施可能です。
※複数テーマでも実施可能です。
※複雑なテーマの場合は管轄の法務局・地方法務局へ相談願います。
なお、過去3年間の「(企業等を対象とした)大人の人権教室」開催実績は以下のとおりです。
※「(企業等を対象とした)大人の人権教室」とは、大人の人権教室のうち、保護者・教員等の学校関係者以外を対象としたものを指します。
※令和3年度及び令和4年度については学校関係者を含みます。
実施年度 | 実施回数 | 参加人数 |
令和3年度 | 793 | 33,970 |
令和4年度 | 1,046 | 105,480 |
令和5年度 | 1,065 | 106,142 |
人権啓発冊子・DVDを配布・貸出しします
全国の法務局・地方法務局で、企業における人権研修で活用できる人権啓発冊子・動画を配布・貸出しします。
※配布できる冊子の部数には限りがありますので御承知おき下さい。
※また、以下の啓発教材の紹介において、人権研修で活用できる人権啓発冊子のダウンロードや動画の視聴をすることができますので、ぜひご覧ください。
※配布できる冊子の部数には限りがありますので御承知おき下さい。
※また、以下の啓発教材の紹介において、人権研修で活用できる人権啓発冊子のダウンロードや動画の視聴をすることができますので、ぜひご覧ください。
啓発教材の紹介
■ 「ビジネスと人権」ファーストステップ~中小企業向け取組事例集~【人権一般】
未来に向かって持続可能でよりよい社会を実現するためには、国や地方公共団体のみならず企業の果たすべき役割も重要であるとの観点から、企業活動と人権に関する国際的な枠組の整備が進み、規模や業種を問わず世界中の全ての企業に人権尊重の取組が求められるようになりました。
しかし、日本国内においては、どのように人権尊重の取組を実践していくべきか模索している企業も多いのが現状です。
本冊子は、これから人権尊重への取組を始めてみようと考えている企業、あるいは取組を始めるに当たり課題を抱えている企業が、前に進むための手がかりをより具体的に見いだすことを目的として、現在、人権尊重への取組を始めている企業の実践事例をまとめた教材です。
冊子:「ビジネスと人権」ファーストステップ~中小企業向け取組事例集~
■ 「ビジネスと人権に関する調査研究」報告書【人権一般】
近年、企業活動における人権尊重への注目が高まっており、「人権問題」への対応は、時として、企業の価値に大きく関わります。
令和2年10月に「『ビジネスと人権』に関する行動計画(2020-2025)」が公表されたことも踏まえ、企業における人権尊重の取組強化に資するため、「ビジネスと人権に関する調査研究」報告書を作成しました(令和3年3月作成、令和6年3月改訂)。
本報告書は、「報告書(詳細版)」、「報告書(概要版)」、「投影資料」及び「活用の手引」の4つで構成されており、研修教材として使用することができます。
研修講師は、「報告書(詳細版)」と「活用の手引」を活用して研修の準備をし、受講者に「報告書(概要版)」を配布した上で、「投影資料」を投影しながら「ビジネスと人権」をテーマとする研修をすることができますので、企業における人権研修等で御活用ください(詳しくは「活用の手引き」を御参照ください。)。
また、上述のとおり、企業における人権研修に講師を派遣しておりますので、下記のお問い合わせ先までお尋ねください。
報告書(詳細版):今企業に求められる「ビジネスと人権」への対応 詳細版【PDF】
報告書(概要版):今企業に求められる「ビジネスと人権」への対応 概要版【PDF】
投影資料:「ビジネスと人権」に関する企業研修【PPT】
活用の手引:今企業に求められる「ビジネスと人権」への対応 概要版を活用した研修実施の手引【PDF】
■ 企業と人権~職場からつくる人権尊重社会【セクハラ・パワハラ・性的マイノリティ・障害のある人・外国人・えせ同和】
企業内で問題となることの多いと思われる人権課題である、ハラスメント(セクハラ・パワハラ)、性的マイノリティ、障害のある人、外国人、えせ同和について、ドラマ形式でわかりやすく紹介した啓発教材であり、啓発冊子とそれに対応した啓発動画を作成しています 。
冊子 : 企業と人権~職場からつくる人権尊重社会<改訂版>【PDF】
DVD : 企業と人権~職場からつくる人権尊重社会
(全体で40分)
1.【企業にとって人権とは】
2.【ハラスメント】
3.【LGBT(性的マイノリティ)に対する差別・偏見】
4.【障害のある人に対する差別・偏見】
5.【外国人に対する差別・偏見】
6.【えせ同和行為】
7.【エンディング】
活用の手引き【PDF】(※)
DVDの解説、DVDを活用した講義などを掲載した小冊子です。
⇒企業における部落差別(同和問題)研修ならこちら
我が国固有の人権問題である部落差別(同和問題)に焦点を当て、広く一般を対象とした、わかりやすいドラマ形式の作品を収録した啓発動画です。
DVD:人権アーカイブ・シリーズ
「同和問題 ~未来に向けて~」
■ 障害のある人と人権~誰もが住みよい社会をつくるために【障害のある人】
障害のある人が直面する人権問題やその問題を解決するための取組などを具体的に紹介し、「障害のある人と人権」について考えてもらうことを目的とした啓発冊子です。
冊子 : 障害のある人と人権~誰もが住みよい社会をつくるために(令和4年度改訂)【PDF】
■ 外国人と人権~ 違いを認め、共に生きる【外国人】
我が国に入国する外国人の増加に伴い、言語、宗教、習慣等の違いによって、外国人をめぐって様々な人権問題が発生していることから、こうした状況を改善するため、身の回りで起こり得る出来事をドラマ形式で紹介することにより、外国人の人権に関する理解や関心を深めることを目的とした啓発動画です。
DVD:外国人と人権~ 違いを認め、共に生きる
1.【オープニング】
2.【家庭・地域で見られる偏見や差別】
3.【職場で見られる偏見や差別】
4.【ヘイトスピーチ】
5.【多文化共生社会をめざして】
活用の手引き【PDF】

しかし、日本国内においては、どのように人権尊重の取組を実践していくべきか模索している企業も多いのが現状です。
本冊子は、これから人権尊重への取組を始めてみようと考えている企業、あるいは取組を始めるに当たり課題を抱えている企業が、前に進むための手がかりをより具体的に見いだすことを目的として、現在、人権尊重への取組を始めている企業の実践事例をまとめた教材です。
冊子:「ビジネスと人権」ファーストステップ~中小企業向け取組事例集~
■ 「ビジネスと人権に関する調査研究」報告書【人権一般】

令和2年10月に「『ビジネスと人権』に関する行動計画(2020-2025)」が公表されたことも踏まえ、企業における人権尊重の取組強化に資するため、「ビジネスと人権に関する調査研究」報告書を作成しました(令和3年3月作成、令和6年3月改訂)。
本報告書は、「報告書(詳細版)」、「報告書(概要版)」、「投影資料」及び「活用の手引」の4つで構成されており、研修教材として使用することができます。
研修講師は、「報告書(詳細版)」と「活用の手引」を活用して研修の準備をし、受講者に「報告書(概要版)」を配布した上で、「投影資料」を投影しながら「ビジネスと人権」をテーマとする研修をすることができますので、企業における人権研修等で御活用ください(詳しくは「活用の手引き」を御参照ください。)。
また、上述のとおり、企業における人権研修に講師を派遣しておりますので、下記のお問い合わせ先までお尋ねください。
報告書(詳細版):今企業に求められる「ビジネスと人権」への対応 詳細版【PDF】
報告書(概要版):今企業に求められる「ビジネスと人権」への対応 概要版【PDF】
投影資料:「ビジネスと人権」に関する企業研修【PPT】
活用の手引:今企業に求められる「ビジネスと人権」への対応 概要版を活用した研修実施の手引【PDF】
■ 企業と人権~職場からつくる人権尊重社会【セクハラ・パワハラ・性的マイノリティ・障害のある人・外国人・えせ同和】

冊子 : 企業と人権~職場からつくる人権尊重社会<改訂版>【PDF】
DVD : 企業と人権~職場からつくる人権尊重社会
(全体で40分)
1.【企業にとって人権とは】
2.【ハラスメント】
3.【LGBT(性的マイノリティ)に対する差別・偏見】
4.【障害のある人に対する差別・偏見】
5.【外国人に対する差別・偏見】
6.【えせ同和行為】
7.【エンディング】
活用の手引き【PDF】(※)
DVDの解説、DVDを活用した講義などを掲載した小冊子です。

我が国固有の人権問題である部落差別(同和問題)に焦点を当て、広く一般を対象とした、わかりやすいドラマ形式の作品を収録した啓発動画です。
DVD:人権アーカイブ・シリーズ
「同和問題 ~未来に向けて~」
■ 障害のある人と人権~誰もが住みよい社会をつくるために【障害のある人】

冊子 : 障害のある人と人権~誰もが住みよい社会をつくるために(令和4年度改訂)【PDF】
■ 外国人と人権~ 違いを認め、共に生きる【外国人】

DVD:外国人と人権~ 違いを認め、共に生きる
1.【オープニング】
2.【家庭・地域で見られる偏見や差別】
3.【職場で見られる偏見や差別】
4.【ヘイトスピーチ】
5.【多文化共生社会をめざして】
活用の手引き【PDF】
■ あなたが あなたらしく生きるために~性的マイノリティと人権【性的マイノリティ】
性・セクシュアリティはとても多様です。
しかし、それをしっかり理解している人は多くなく、性的マイノリティの方々の多くが生きづらさを感じています。誰もがありのままで受け入れられ、自分らしく生きることができる社会を実現させるためには、まず相手を正しく理解し、偏見や差別をなくす必要があります。この教材は、性的マイノリティについて人権の視点で理解を深めることを目的とした啓発動画です。
DVD:あなたがあなたらしく生きるために~性的マイノリティと人権
活用の手引き【PDF】
■ ともに生きる時代へ~高齢社会と人権【高齢者】
我が国は平均寿命の大幅な伸びや少子化を背景として、人口のほぼ4人に1人が65歳以上の高齢者となる「超高齢社会」を迎えています。
そうした中で、豊かな知識や経験を生かし、仕事や地域における活動などで積極的に社会に参加している高齢者や、働く意欲のある高齢者の雇用を推進する企業なども着実に増えています。
一方で、高齢者に対する犯罪や差別、社会進出を妨げるバリアフリー化の遅れなど、高齢者が安心して暮らせる社会の実現には、まだまだ課題が山積みです。高齢者の人権や高齢社会について理解を深め、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現に向けて、考えるきっかけとすることを目的とした啓発冊子です。
冊子 : ともに生きる時代へ~高齢社会と人権【PDF】

しかし、それをしっかり理解している人は多くなく、性的マイノリティの方々の多くが生きづらさを感じています。誰もがありのままで受け入れられ、自分らしく生きることができる社会を実現させるためには、まず相手を正しく理解し、偏見や差別をなくす必要があります。この教材は、性的マイノリティについて人権の視点で理解を深めることを目的とした啓発動画です。
DVD:あなたがあなたらしく生きるために~性的マイノリティと人権
活用の手引き【PDF】
■ ともに生きる時代へ~高齢社会と人権【高齢者】

そうした中で、豊かな知識や経験を生かし、仕事や地域における活動などで積極的に社会に参加している高齢者や、働く意欲のある高齢者の雇用を推進する企業なども着実に増えています。
一方で、高齢者に対する犯罪や差別、社会進出を妨げるバリアフリー化の遅れなど、高齢者が安心して暮らせる社会の実現には、まだまだ課題が山積みです。高齢者の人権や高齢社会について理解を深め、誰もが生き生きと暮らせる社会の実現に向けて、考えるきっかけとすることを目的とした啓発冊子です。
冊子 : ともに生きる時代へ~高齢社会と人権【PDF】
■ 社会福祉施設等における人権~私たちの声が聴こえますか【高齢者】
近年、高齢化が急速に進行する中で、社会福祉施設等の入所者に対する身体的・心理的虐待が表面化し、大きな社会問題となっています。 このDVDは、施設入居者と施設職員のそれぞれの視点からの「ひとり芝居」を中心に、専門家へのインタビュー等により、施設職員の人権意識を高めることを目的とした啓発動画です。
■ じんけん自己診断~こんなときどうする?【人権一般】
日常生活における何気ない行動や発言が相手の心を傷つけることがないかを考える「じんけん自己診断~こんなときどうする?」をホームページ上で公開しています。
それぞれの場面で「自分ならどうするか」を選択し、身近な「人権問題」について考えることを目的としたクイズ形式の教材です。
ホームページ : じんけん自己診断~こんなときどうする?


■ じんけん自己診断~こんなときどうする?【人権一般】
日常生活における何気ない行動や発言が相手の心を傷つけることがないかを考える「じんけん自己診断~こんなときどうする?」をホームページ上で公開しています。
それぞれの場面で「自分ならどうするか」を選択し、身近な「人権問題」について考えることを目的としたクイズ形式の教材です。
ホームページ : じんけん自己診断~こんなときどうする?

お問い合せ先
人権研修への講師の派遣、啓発教材の貸出し等に関するお問い合せは、最寄りの法務局・地方法務局までお尋ねください。
啓発教材の貸出しについては、下記の人権ライブラリーにおいても行っておりますので、御活用ください。


PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
リンク先のサイトはAdobe Systems社が運営しています。
※上記プラグインダウンロードのリンク先は2014年10月時点のものです。