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お答えします~施設課で働く理系出身の技術系職員について~

Q1
どんな人たちが働いていますか?

法務省が所管する施設の建替えや改修工事などを行うため、法務省大臣官房施設課では、施設整備に関する専門知識を持った多くの技術系職員が働いています。

Q2
施設課の技術系職員の仕事って何ですか?

法務省は、検察庁や法務局などの施設のほか、刑務所、拘置所、少年院などの収容施設(矯正建築)を所管しており、施設課の技術系職員は、これらの施設を整備(企画、設計、工事監督など)する仕事を担当しています。

特に収容施設の整備は、全て「法務省大臣官房施設課」が行っていることから、施設課で働く技術系職員は、収容施設の整備に関して、日本で唯一無二のノウハウを持った技術者集団、と言っても過言ではありません。

収容施設は、被収容者の逃走防止や受刑者の社会復帰支援等の目的も踏まえ、国内に類似例のない特殊性のある建物として設計しています。

Q3
近年、法務省が整備した施設を教えてください。

近年完成した施設の一部を紹介します。

熊本刑務所(庁舎)

熊本刑務所(庁舎)

旧小菅刑務所庁舎(重要文化財)

旧小菅刑務所庁舎(重要文化財)

熊本刑務所の庁舎は、令和4年に完成しました。市街地にあるため、外塀と建物を一体として設計し、周辺環境との調和を図っています。

また、保存改修工事を行った東京拘置所内にある旧小菅刑務所庁舎は、国の重要文化財に指定されただけでなく、2025年日本建築学会賞を受賞しました。

法務省が整備した施設や施設課の仕事に興味を持っていただいた方は、施設課の紹介ページをご覧ください。