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DIS(ドイツ仲裁協会)等と連携した国際仲裁セミナーを開催しました(令和6年10月16日)

 日本における国際仲裁の活性化に向けた取組の一環として、法務省は、令和6年10月16日(水)、在ドイツ日本国大使館において、DIS(ドイツ仲裁協会)、ドイツ連邦司法省、在ドイツ日本国大使館、公益社団法人日本仲裁人協会(JAA)、一般社団法人日本商事仲裁協会(JCAA)及び独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)と連携し、国際仲裁セミナーを開催しました。
 当日は、日本とドイツの仲裁実務家や企業関係者など約50名が参加し、活発な議論が行われました。
 

開会

 ドイツ連邦司法省のアンドレア・シュルツ ユニット長から、本セミナーは、国際仲裁の最新の状況について、日本とドイツの法務省と仲裁機関等が会し議論を行う貴重な機会である旨の挨拶がありました。
 また、川原法務事務次官が、本セミナーは5年ぶりの開催であり、ドイツ及び日本の仲裁制度に関する最新の状況を把握し、仲裁地としての両国の魅力について認識を深めてもらいたい旨挨拶しました。
 続いて、小池法務省大臣官房付が国際仲裁・調停の活性化に向けた日本政府の取組について説明しました。
 

川原事務次官挨拶

小池大臣官房付による説明

第1セッション


第1セッションの様子
 第1セッションでは、「ドイツと日本の国際仲裁へのアプローチの共通点」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。パネリストとしてJAAの細川慈子弁護士等が登壇し、国際仲裁のケースマネジメントや解決を促進するための対応等についてのドイツと日本の共通点だけでなく、大陸法国と英米法国における取扱いの相違等について議論が交わされました。

第2セッション


第2セッションの様子
 第2セッションでは、「日本とドイツの国際仲裁に関する最新の動向」をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。JAAの髙取芳宏弁護士等が登壇し、電子仲裁判断の取扱いや暫定保全措置命令に基づく強制執行等、近時のトレンドや法改正等について紹介し、今後の国際仲裁の在り方について議論が行われました。