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全国中学生人権作文コンテスト入賞作品の発信について

法務省では,昭和56年度から,次世代を担う中学生が人権問題についての作文を書くことにより,人権尊重の重要性,必要性についての理解を深めるとともに,豊かな人権感覚を身につけることを目的として「全国中学生人権作文コンテスト」を実施しています。

平成26年度に実施した第34回のコンテストには,全国7,083校の学校から,過去最高となる95万3,211名もの応募をいただきました。全国の中学生(約350万人)の実に4人に1人以上に参加いただき,多くの中学生の皆さんが,人権への理解を深め,豊かな人権感覚を身に着ける良い機会となっています。

 なお,審査員として,作家の落合恵子さんや映画監督の山田洋次さんにも御協力いただきました。

●入賞作品を様々な形で発信しています

本コンテストへの応募作品は,いずれも中学生らしい感性に富み,純粋な感覚で人権問題をとらえたものばかりであり,中学生の皆さんの力強いメッセージや気付きが込められています。

法務省では,一人でも多くの皆さんが,応募作品に触れていただくことで,人権問題について改めて考える機会としていただくため,入賞作品を様々な形で発信しています。

今回は,平成26年度に作成したコンテンツを御紹介します。御家庭や学校,職場などで人権を考える題材として,また,研修教材などとして御活用いただきたいと思います。

①第34回全国中学生人権作文コンテスト入賞作文集

第34回全国中学生人権作文コンテスト入賞作文集の画像

第34回全国中学生人権作文コンテスト
入賞作文集

主な入賞作品について,「全国中学生人権作文コンテスト入賞作文集」として冊子に編集して,中学校,市区町村等に配布するとともに,法務省ホームページへ掲載しています。

入賞作文は,いじめの問題や,障害のある人,外国人に関する人権問題など多岐にわたるテーマについて,日常生活の中での体験などから中学生の皆さんが考えたことを通じて,人権尊重の重要性や必要性を伝える優れたものばかりです。

法務省ホームページには,過去数年間の入賞作文集を掲載していますので,是非御覧ください。

法務省ホームページ(全国中学生人権作文コンテスト) 

②入賞作文(英語版)

平成26年度の新たな取組として,第34回大会(平成26年度)の優秀作品3作品を英語に翻訳し,法務省ホームページへ掲載しました。

英訳した作文を通じて,世界の人々にその内容に触れてもらうことにより,日本から世界に,人権尊重の輪が広がることを願っています。

法務省ホームページ(英語版)

③未来を拓く5つの扉 ~全国中学生人権作文コンテスト入賞作品朗読集~

啓発ビデオ「未来を拓く5つの扉~全国中学生人権作文コンテスト入賞作品朗読集」の画像

啓発ビデオ「未来を拓く5つの扉~
全国中学生人権作文コンテスト
入賞作品朗読集~」

最近の入賞作品の中から5作品についての朗読ビデオを作成しました。

全国の法務局・地方法務局などにおける貸出し,YouTube法務省チャンネルにおける配信を行っています。

朗読は,作文の作者と同じ現役中学生のお二人,俳優の濱田龍臣さん・AKB48の大和田南那さんにお願いし,映像は,プロの作家の方々に,作文の内容に合わせたアニメーションやイラストを描いていただきました。

ビデオを通じて,中学生の皆さんが人権問題に真摯に向き合った作品を,目で見て,耳で聞いて,感じていただきたいと思います。

詳しくはYouTube法務省チャンネルを御覧ください。

YouTube(法務省チャンネル)

●第35回全国中学生人権作文コンテストを実施します

平成27年度に,人権作文コンテストは35回目の節目の大会を迎えます。

新たに公益財団法人日本サッカー協会から後援をいただき,より多くの中学生の皆さんに参加いただけるよう,大会に向けた取組を開始しています。

今回もたくさんの中学生の皆さんからの御応募をお待ちしています。

詳しくは法務省ホームページを御覧ください。

法務省ホームページ(第35回全国中学生人権作文コンテスト実施要項)