記者が行く!
~ 法教育について ~
今回のテーマは,「法教育」です。法務省では,法的なものの考え方を身につけるための教育「法教育」を推進しています。それでは,担当の職員の方に話を聞いてみましょう。
- 記者 :
- 早速ですが,「法教育」とは何ですか?なんだかとても堅苦しい感じがするのですが…。
- 担当者:
- 「法教育」は,社会で生きていくための力となる思考力や判断力を育む教育です。堅苦しく思われがちな「法律」や「ルール」について,身近に感じてもらえるよう取り組んでいます。学校に法務省の職員が伺って,「法教育授業」も行っているんですよ。
- 記者 :
- 法教育授業!?法律の条文を覚えるなんて頭がクラクラしそうです!
- 担当者:
- 法教育授業は法律の条文を詰め込むような授業ではないので安心してください。「友だち同士のケンカを解決する方法を考えよう」や「みんなでグラウンドを使用するためのルールを作ろう」といった身近なテーマをとおして,憲法や法律,約束やルールの意味・大切さについて楽しく学んでもらえるよう工夫しています。
- 記者 :
- 身近なテーマをとおして,約束や法律の大切さを学んでもらう授業なのですね。なんだか親しみを感じますね。教材もイラストがいっぱいあって,なんだかおもしろそう!
- 担当者:
- ええ,「法教育」により楽しんで参加していただけるよう,法教育マスコットキャラクターの募集も行いました。現在は,みなさまから応募いただいた作品426点のなかから,特別審査員の審査を経て選出された作品について,人気投票を行っているところです。
- 記者 :
- あれ?キャラクターの特別審査員は,「藤子不二雄Ⓐ先生」に「村上もとか先生」に…。すごい顔ぶれですね!
- 担当者:
- ええ,「オバケのQ太郎」や「忍者ハットリくん」などでおなじみの漫画家の藤子不二雄Ⓐ氏をはじめ,5名の方々を特別審査員としてお迎えし,投票の対象となるキャラクターを選出してもらいました。みなさんにご投票いただくのは,特別審査員の先生方が直接選んだキャラクターたちなのですよ。
- 記者 :
- 絶対投票します!

小学生向け法教育教材