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12月4日~10日は人権週間です!

人権週間って?

国連は,昭和23年(1948年)の第3回総会で世界人権宣言が採択されたのを記念し,昭和25年(1950年)12月4日の第5回総会において世界人権宣言が採択された12月10日を「人権デー」と定め,加盟国等に人権の発展を更に推進するよう呼び掛けています。我が国では,世界人権宣言が採択された翌年の昭和24年から,毎年12月10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定め,全国的な啓発活動を展開しています。今年は第67回の人権週間です。

第67回人権週間ポスターイメージ

第67回人権週間ポスター

どんなことをやっているの?

法務省の人権擁護機関では,「人権週間」の期間中,各関係機関及び団体の協力の下,世界人権宣言の趣旨及びその重要性を広く国民に訴えかけるとともに,人権尊重思想の普及高揚を図るため,全国各地においてシンポジウム,講演会,座談会,映画会等を開催するほか,テレビ・ラジオなど各種のマスメディアを利用した集中的な啓発活動を行っています。

皆さんもお近くの催しに参加して,「思いやりの心」や「かけがえのない命」について,もう一度考えてみませんか?

本年度の「第67回人権週間」では,啓発活動重点目標「みんなで築こう 人権の世紀 ~考えよう 相手の気持ち 育てよう 思いやりの心~」を始め,17の強調事項を掲げ,啓発活動を展開することとしています。

強調事項はこちらをご覧下さい【法務省ホームページ平成27年度啓発活動強調事項のページ

各地の行事予定はこちらをご覧下さい【ネットワーク協議会TOPページ

人権週間行事の様子1
人権週間行事の様子2

人権週間行事の様子

北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めましょう

北朝鮮人権侵害問題啓発週間って?

北朝鮮人権侵害問題啓発週間周知ポスターのイメージ

北朝鮮人権侵害問題啓発週間周知ポスター

北朝鮮当局による人権侵害問題に関する国民の認識を深めるとともに,国際社会と連携しつつ北朝鮮当局による人権侵害問題の実態を解明し,その抑止を図ることを目的として,平成18年6月から,「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行されています。この法律は,国及び地方公共団体の責務等を定めるとともに,毎年12月10日から同月16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」としています。

どんなことをするの?

この週間においては,政府主催によるシンポジウムの開催,関係省庁や地方公共団体におけるポスターの掲出,チラシ等の配布,全国の地方新聞紙等のメディアによる周知・広報,講演会・写真パネル展の開催等,様々な活動を行っています。

拉致問題についての関心と認識を深めよう

拉致問題は,我が国の喫緊の国民的課題であり,この解決を始めとする北朝鮮当局による人権侵害問題への対処が,国際社会を挙げて取り組むべき課題とされる中,この問題についての関心と認識を深めていくことが大切です。

開催行事等

○国際シンポジウム ー 拉致問題解決に向けた国際連携 ー

日時 :平成27年12月12日(土)14:00~16:00

場所 :イイノホール(東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング4F)

テーマ:北朝鮮における人権の改善を求める国際社会の動向と我が国の拉致問題解決

主催 :内閣官房拉致問題対策本部,法務省

<内容>

第1部 国際シンポジウム

  1. (1)基調講演

    (加藤拉致問題対策大臣)

  2. (2)パネル・ディスカッション

    (パネリスト:北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表 飯塚繁雄氏,
     国連北朝鮮人権状況特別報告者 マルズキ・ダルスマン氏(ビデオ・メッセージ)ほか,
     国連関係者,関係国政府高官,有識者等登壇予定)

第2部 「ふるさとの風」ミニコンサート

拉致対ホームページにリンクします。

>昨年度のシンポジウム(対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム)の様子

昨年度のシンポジウムの様子

車座ふるさとトークinさいたまの開催等について

皆さんは,「車座ふるさとトーク」をご存じでしょうか?「車座」は,安倍内閣として,大臣,副大臣,政務官が地域に赴き,テーマを決めて,現場の方々と少人数で車座の対話を行い,生の声をつぶさに聞いて,政策にいかすとともに,政府が取り組んでいる重要政策について説明する取組です。本年7月19日(日),政府として75番目(法務省としては,5回目)の開催となる「車座」が,「子どもの人権が尊重される地域づくり~地域で見守り地域で育む子どもの人権~」をテーマに,Jリーグ所属クラブの大宮アルディージャさんのご協力の下,同チームクラブハウス「オレンジキューブ」で開催されました。

車座ふるさとトークとは

埼玉県は,全国中学生人権作文コンテストに毎年多数の参加をいただいているほか,Jリーグチームなどスポーツ組織と連携した人権啓発活動も活発で,「子どもの人権」をテーマとした「車座」の開催にはぴったりの土地柄といえます。

「車座」には,昨年度の全国中学生人権作文コンテストで入賞した学生お二人のほか,学校,児童相談所,民間団体の関係者,人権擁護委員等の方々にご参加いただき,上川陽子法務大臣を囲み,子どもを取り巻く人権状況や各機関の取組状況の紹介のほか,地域における官民の連携協力の必要性など,今後の課題について活発に議論いただきました。

車座ふるさとトークの様子

車座ふるさとトークの模様

車座ふるさとトーク参加者の皆さんらと集合写真です

参加者の皆さんらと集合写真

併せて,同会場では大宮アルディージャのジュニアチーム50名の皆さんに対して,人権擁護委員及び大宮アルディージャ育成普及本部長から人権教室を実施いただきました。

人権教室の様子

人権教室の模様

ジュニアチームの皆さんとの集合写真です

ジュニアチームの皆さんとの集合写真

車座ふるさとトークの模様は,動画で配信しております。

また,この「車座」がきっかけとなり,本年9月14日には,大宮アルディージャのアンバサダーである塚本泰史さんらが法務省を訪問。サッカースタジアムでの啓発活動で利用する「メッセージフラッグ」に対して,上川法務大臣が子どもたちへのメッセージをしたためました。

上川法務大臣がメッセージフラグにメッセージをしたためる様子
上川法務大臣と大宮アルディージャのアンバサダー塚本泰史さんが握手する様子

この「メッセージフラッグ」は,大宮アルディージャの選手の皆さん,埼玉県知事,法務省人権擁護局長,さいたま地方法務局長,埼玉県人権擁護委員連合会長のメッセージも記された上で,埼玉県内で実施されるスタジアム啓発活動などで使用されます。