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全国中学生人権作文コンテスト入賞作品の発信について
法務省では,昭和56年度から,次世代を担う中学生が人権問題についての作文を書くことにより,人権尊重の重要性,必要性についての理解を深めるとともに豊かな人権感覚を身につけること,及び入賞作品を国民に広く周知広報することによって,広く一般に人権尊重思想を根付かせることを目的として「全国中学生人権作文コンテスト」を実施しています。
平成27年度に実施した第35回のコンテストには,全国7,584校の学校から,過去最高となる97万3,865名もの応募をいただきました。全国の中学生(約350万人)の実に4人に1人以上に参加いただき,多くの中学生の皆さんが,人権への理解を深め,豊かな人権感覚を身に着ける良い機会となっています。

表彰式風景(平成27年度)
●入賞作品を様々な形で発信しています
本コンテストへの応募作品は,いずれも中学生らしい感性に富み,純粋な感覚で人権問題をとらえたものばかりであり,中学生の皆さんの力強いメッセージや気付きが込められています。
法務省では,一人でも多くの皆さんが応募作品に触れていただくことで,人権問題について改めて考える機会としていただくため,入賞作品を様々な形で発信しています。
今回は,平成27年度に作成したコンテンツを御紹介します。
① 第35回全国中学生人権作文コンテスト入賞作文集
主な入賞作品について,「全国中学生人権作文コンテスト入賞作文集」として冊子に編集して,中学校,市区町村等に配布するとともに,法務省ホームページへ掲載しています。
入賞作文は,いじめの問題や,障害のある人,外国人に関する人権問題など多岐に渡るテーマについて,日常生活の中での体験等から中学生の皆さんが考えたことを通じて,人権尊重の重要性や必要性を伝える優れたものばかりです。
法務省ホームページには,過去数年間の入賞作文集を掲載していますので,是非ご覧下さい。
② 入賞作文(英語版)
平成26年度以降の新たな取組みとして,第34回大会(平成26年度)及び第35回大会(平成27年度)の優秀作品を,本コンテストの紹介文とともに英語に翻訳し,法務省ホームページへ掲載しています。
英訳した作文を通じて,世界の人々にその内容に触れてもらうことにより,日本から世界に,人権尊重の輪が広がることを願っています。
●第36回全国中学生人権作文コンテストを実施します
平成28年度は,第36回目となる人権作文コンテストを実施します。
第36回大会も,より多くの中学生の皆さんに参加いただけるよう,大会に向けた取組を開始しています。
今回もたくさんの中学生の皆さんからの御応募をお待ちしています。