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「こころをつなぐプロジェクト」
谷村新司さんが「中澤保護司のカレーの会」を訪問しました!
第3回「こころをつなぐプロジェクト」
谷村新司さんの「中澤保護司のカレーの会」訪問について
平成29年12月14日(木),“社会を明るくする運動”フラッグアーティストである谷村新司さんが,中澤照子保護司(東京・江東区保護司会)が保護観察対象者などを交え定期的に開催しているカレーの会に参加されました。
元保護観察対象者等との交流
この訪問は,谷村さんに全国の更生保護の現場を訪問していただく「こころをつなぐプロジェクト」の企画として,第1回の更生保護施設「盟親」(京都),第2回の社会貢献活動の活動先である「総合ケアサポートセンター天寿園」(熊本)に続く第3回として実施されたものです。
はじめに,谷村さんは,中澤保護司の自宅を訪問されました。保護観察対象者との普段の面接の様子や担当終了後の少年たちとの関わり,カレーの会を始めたきっかけなど,様々なエピソードを交えながら語られる中澤保護司の話に,谷村さんは,熱心に耳を傾けておられました。
参加者に声を掛けられました。
その後,カレーの会の会場へ移動すると,谷村さんは,約70人の参加者から大きな拍手で迎えられました。谷村さんは,カレーを味わいながら,調理などを手伝った更生保護関係者,食材を提供した地域の方々,このカレーを食べて立ち直った元保護観察対象者らと交流され,最後には,全員で「いい日旅立ち」を合唱しました。谷村さんは,「こうやって大勢で食べることはなによりも幸せなこと」「保護司の皆さんは熱意や想いだけで行動している。そういう方が日本全国にたくさんいることを一人でも多くの人に知ってもらいたい」とコメントされ,参加者それぞれが想いを強くした様子でした。
参加者全員で「いい日旅立ち」を合唱しました。
誕生日を祝い,参加者から花束の贈呈もありました。
本プロジェクトについて中澤保護司は,「サプライズゲストの登場で,参加した皆さんがいつも以上に活き活きとしていた。相手が喜んでくれることが,私の喜びであり,保護司を続ける原動力です。」と述べられました。谷村さんからは,「子供たちを支えることは簡単ではない。保護司の皆さんは,仕事ではなく,熱意や想いだけで活動されている。そのような人がたくさんいらっしゃることを日本全国,一人でも多くの方に伝えることが自分の役目」「(保護観察対象者に限らず)僕らだってたくさん失敗しているが,周りの人に恵まれたからここに立っていられる。そんな素敵な人たちがこれからも増えてくれることを願っている。」とのメッセージをいただきました。
谷村さんのメッセージや中澤保護司の想いが,皆様のもとに届くことを願っています。