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「京都コングレス便り」
~開催100日前,法務省の取組~

京都コングレス開催まで,残り約100日になりました。

今号は,京都コングレスで行われる各種行事への法務省の取組を中心に,その一部を紹介します。

1. サイドイベントについて

京都コングレスでは,各国代表がステートメントを行う全体会合や各国の実務家が中心となって実務的なテーマについて議論を行うワークショップなどの公式プログラムのほかに,各国政府や国際機関,NGOなどがパネルディスカッションや発表など自由な形式で議論を行うサイドイベントが行われます。

法務省では数多くのサイドイベントの実施に向けて準備を進めています。例えば,組織犯罪捜査に関するもの,再犯防止対策に関するもの,水際対策に関するもの,矯正建築に関するものなど,様々なテーマで実施する予定です。これらのサイドイベントでの議論を充実したものとするため,現在,海外や国内の専門家,実務家の方々との打合せを行っているところです。

2. 展示について

また,京都コングレスの会場では,展示ブースを設け,法務省,警察庁などの政府機関や,企業や関係団体などの取組を紹介する展示も行います。

法務省では,各局部課が所管する業務や活動内容に関すること,大学など関係団体等と連携した取組などについて,より分かりやすく説明するため,パネル,ポスター,動画などを用いての出展準備を進めています。

加えて,企業・関係団体では,世界有数の精度を誇る顔認証技術やAIを活用した映像解析,事件事故の予測シミュレーション,自動運転技術開発など,先端技術を活用した犯罪防止に関する展示などの準備も進められています。

3. エクスカーションについて

さらに,京都コングレス開催期間中に各国の刑事司法実務家の方々を刑事施設や更生保護施設などに案内し,我が国で行われている施設内処遇や社会内処遇を直に御覧いただき,我が国の刑事司法について御理解いただくための準備を進めています。

このほかにも,日本の伝統・文化に触れてもらえるようなエクスカーションも企画しています。

こうした様々な行事を通じて,海外から参加される刑事司法の関係者の皆様に,日本の安全・安心な社会とこれを支える施策,更にはそれを生み出してきた文化について,理解を深めていただけるよう,法務省一丸となって準備を進めています。

なお,京都コングレスの情報や詳細などについては京都コングレス専用ホームページをご覧ください。

京都コングレスロゴマーク

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京都コングレス・ユースフォーラムロゴマーク

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