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中津少年学院

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(詩)「人の聲」

僕たちは、いつも誰かの聲を聞いている。

耳を澄ませば、聞こえてくる、美しい聲が

聲を出して歌えば、踊りたくなる。

聲というものは、いろいろな形があり、音色がある。

音色というものは、元々美しいものだ。

考え、口の中で転がし、一つ一つ紡いでいく。

日々、紡ぐ言葉も変わる。

形を変えていく。

そんな聲は一生の宝物。

作品講評

 「聲」という難しい正字を使っているのはこの作品にとって重要なことです。この字は声と耳が合体していますね。人が聞いてくれるからこそ出せる声です。だから、人の声をよく聞きましょう。そうすれば色んなことがうまくいきます。それは、文字のない時代に最初は音であった言葉の力です。また「音色」には言葉の意味以外の大事なものが含まれています。高低、リズム、優しい響き。よく考え、ひとつひとつ紡いでいく。それは「一緒の宝物」だと作者は気付きました。 

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