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記者が行く!
~「法の日フェスタ in 赤れんが」の舞台裏~

記 者

皆さま、こんにちは!

今回は、10月7日(土)に開催された「法の日フェスタ in 赤れんが」を担当している秘書課広報室の室長に、インタビューしてきました。

相続土地国庫帰属制度イベント当日の写真
記 者

早速聞きたいんですが、そもそも、「法の日」ってどんな日なんですか?

広報室長

「法の日」は、国民主権のもとに、国を挙げて法を尊重し、法によって個人の基本的権利を擁護し、法によって社会秩序を確立する精神を高めるために設けられた記念日です。昭和35年に、毎年10月1日を「法の日」とすることで閣議了解されています。

また、「法の日」から1週間は「法の日週間」とされており、最高裁判所、法務省・最高検察庁、日本弁護士連合会では、「法の日週間」にあわせて、法の役割や重要性を考えていただくとともに、法を身近に感じていただくための様々なイベントを開催しています。

記 者

なるほど。そのイベントの一つが、「法の日フェスタ in 赤れんが」という訳ですね?

広報室長

そうなんです。

法務省(本省)では、例年、この「法の日週間」に「法の日フェスタ in 赤れんが」と題したイベントを行っています。法務省の各部局が趣向を凝らして、様々なプログラムを用意しています。本年は、10月7日(土)に行いましたが、ご来場の皆様に裁判員役で参加いただく「模擬裁判」、国の重要文化財(外観のみ)である赤れんが棟内にある法務史料展示室の休日公開、「法の日」にちなんだ「落語会」など、様々なプログラムを行いました。詳しくは、法務省のホームページをご覧ください。

9月29日(金)の定例記者会見 9月29日(金)の定例記者会見では、小泉龍司法務大臣から、「様々な工夫を積み重ねているこのフェスタに、ぜひ大勢の皆さまにご参加いただきたい」と呼びかけていただきました。
記 者

今回の「法の日フェスタ in 赤れんが」は4年ぶりに人数制限なしで本格開催したんですよね。

広報室長

そうなんです。新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、この3年間はオンラインでの開催や人数を制限しての開催などを行ってきましたが、今年度は令和元年度以来となる、どなたでも自由に参加できるオープンイベントとして実施しました。広報室の担当者は、かなり力を入れて準備をしていましたよ。

記 者

4年ぶりの本格実施にあたり、エピソードがあれば教えてください。

広報室長

4年ぶりの開催となると、まず、担当している広報室のメンバーも各局部課の広報担当者の多くも入れ替わっているので、このイベントの経験者の少ない中での企画・準備となり、色々苦労がありました。

掲出にご協力いただいたポスター・ちらし 掲出にご協力いただいたポスター・ちらし

また、一般の皆さまの間でも、このイベントを知ってくださっている方が少なくなっているのではないかという懸念があり、広報室としては、イベントをより多くの人に知っていただき足を運んでいただくために、事前広報に力を入れました。

ポスター・ちらしの作成や公式ホームページや公式X(旧Twitter)での呼び掛けは当然として、各種イベント情報サイトへの掲載のほか首都圏の多くの駅、大学、自治体や関係団体の皆さま等にご協力をいただき、ポスターの掲出やフライヤーの配布を行うことができ、多くの方に本イベントを知っていただくことができたと思います。

その甲斐あってか、本年は約740人もの方にご来場いただくことができました。

予想以上の来場者数となり、来場者にお配りする会場マップが不足し、当日のイベント中に急きょ追加印刷するというハプニングもありましたが、それだけ多くの方に来ていただけたのは本当に嬉しい誤算でした。

記 者

なるほど。がんばって広報した甲斐がありましたね。

広報室長

はい。当日、小中学生を含め幅広い年齢層の皆さまが、楽しみながらも大変熱心に各プログラムに参加されているのを拝見し、ご来場いただいた皆さまに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

やはり国民の皆さまの法務行政に対するご関心やご期待が大きいことを実感し、身の引き締まる思いでした。

記 者

それでは最後に、来年度の「法の日フェスタ in 赤れんが」への意気込みをお願いします。

広報室長

「法の日フェスタ in 赤れんが」への参加を通して、より多くの皆さまに法の役割や重要性を考えていただくきっかけとしていただければありがたいです。

来年度も今回以上に充実した企画を準備し、盛り上げていきたいと思っておりますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います!