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「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」スタート!

ライフ・イン・ハーモニー推進月間とは?

外国人との共生社会の実現に向けて、我が国で生活する全ての人が、共に社会をつくっていくことの必要性や意義についての関心と理解を深めることが重要です。法務省は、外国人との共生に係る啓発月間として、毎年1月を「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」(英語名:LIFE IN HARMONY PROMOTION MONTH)と定めました。

令和6年1月は、記念すべき第1回の「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」です!

期間中は、同月間の中央イベントである「オール・トゥギャザー・フェスティバル」を開催するなど、様々な広報・啓発活動を重点的に実施し、共生社会の実現に向けた意識醸成を推進していきます。

オール・トゥギャザー・フェスティバルとは?

「オール・トゥギャザー・フェスティバル」(英語名:ALL TOGETHER FESTIVAL)は、「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」に基づく啓発活動をより一層盛り上げるとともに、多くの方々に外国人との共生社会について知っていただくために開催するものです。

こちらも今回が初開催。令和6年1月21日(日)、東京国際交流館プラザ平成@東京都江東区を会場に、記念すべき第1回の「オール・トゥギャザー・フェスティバル」を開催します。

“楽しむ!学べる!世界の文化と共生社会”をテーマにし、日本人か外国人かに関わらず、楽しみながら他国の文化や習慣に触れたり、外国人との共生社会について考える展示、ワークショップ、ステージが盛りだくさんです。

オール・トゥギャザー・フェスティバルの楽しみ方はとてもシンプル!他国の文化を見て、聞いて、触れて、それらの体験を通して外国人との共生社会について身近に感じてください。

「オール・トゥギャザー・フェスティバル」について

どうしてライフ・イン・ハーモニー推進月間ができたの?

皆さんは、どれくらいの数の外国人が日本に住んでいるかご存知ですか?

なんと、およそ322万人の外国人が日本で生活しているんです。(令和5年6月末時点)

年々、日本に住む外国人が増え、出身国・地域の多様化も進んでいます。

これからの社会では、そこに住む全ての人々がお互いの国籍や文化などの違いを超え、それぞれが持つ多様性を理解・尊重して共生していくことが不可欠です。

しかし、外国人や外国にルーツのある方に接する機会が無いため、「外国人との共生社会」と言われても、どういうものかよく分からないという方も多くいらっしゃると思います。

日本人と外国人が互いを尊重し、安全・安心に暮らせる共生社会を実現していくためには、国民及び在留外国人の一人ひとりが、共生社会の意義等について関心と理解を深めていく必要があります。

そこで、皆さんに、日本が目指している外国人との共生社会の三つのビジョンについて知っていただくなど、共生社会に関する意識醸成・理解促進のため、令和6年から、毎年1月(1月1日~1月31日)を「ライフ・イン・ハーモニー推進月間」とし、期間中は関係省庁、地方公共団体、関係機関・団体等と連携して、外国人との共生社会の実現に向けた意識醸成・理解促進に係る様々な広報・啓発活動を重点的に実施していくこととしました。

「ライフ・イン・ハーモニー」とは、国籍や文化などが異なる人々が、調和して共生していくことを目指していくという思いを込めた名称であり、そのような共生社会の実現に向けた取組を全国的に展開していくこととしています。

外国人との共生社会の三つのビジョンとは?

令和4年6月、日本が目指す外国人との共生社会のビジョン、それを実現するために解決しなければならない課題、そのための具体的な取組を示す「外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ」を決定しました。

このロードマップでは、日本が目指す外国人との共生社会について、三つのビジョンが示されています。(下図参照)

これらの共生社会を、みんなで目指していきましょう!

外国人との共生社会の実現に向けたロードマップ