令和元年度人権シンポジウム開催結果

人権シンポジウムin札幌「震災と人権」を開催しました(令和元年9月29日)

 令和元年9月29日に,札幌市において,人権シンポジウムin札幌「震災と人権」を開催しました。
 当日は,基調報告やパネルディスカッション,ドキュメンタリー映画の上映及びトークショーが行われ,参加者の皆さんには,平成30年9月の北海道胆振東部地震や東日本大震災を振り返りつつ,被災者支援や避難所運営において大切なことを人権的観点から考えていただくことができたものと考えています。

基調報告・パネルディスカッション
 当日は,ウェザーハート災害福祉事務所代表の千川原公彦さん,特定非営利活動法人ニホンファーストエイドソサエティ代表理事の岡野谷純さん,宮城教育大学311いのちを守る教育研修機構統括プロデューサーの武田真一さんに御登壇いただき,基調報告に続いて,東洋大学社会学部社会福祉学科教授・特定非営利活動法人子ども福祉研究所理事長の森田明美さんのコーディネートの下,パネルディスカッションを行いました。
 パネリストの方々からは,それぞれの御専門分野から,避難所生活ではどのような方々にどのような配慮が必要なのか,女性や障害のある人などを例に挙げながら御経験に基づく具体的なお話をいただきました。

       

基調報告の様子


映画上映・トークショー
 映画上映では,東日本大震災の混乱の中,岩手県宮古市で自家発電により明かりを灯し続け,200名近くを受け入れる避難所としての役割も果たした後藤泌尿器科・皮膚科医院の院長である後藤康文さんを主人公としたドキュメンタリー映画「灯り続けた街の明かり」を上映し,それに引き続いて,後藤さんと,同映画を企画・発案した映画録音技師の瀬川徹夫さんによるトークショーを行いました。
 トークショーでは,命を守るために,歴史や経験から学んだことを風化させないといったお話や,人間同士の絆,思いやる気持ち,助け合いが大切とのお話をいただきました。

トークショーの様子

人権シンポジウムin東京「企業と人権」を開催しました(令和元年10月29日)

 令和元年10月29日に,東京都中央区において,人権シンポジウムin東京「企業と人権~いま,企業に求められるもの~」を開催しました。
 当日は,基調講演やパネルディスカッションが行われ,参加者の皆さんに,人権の問題に関して,企業を取り巻く現状やこれからの企業に求められることについて,考えていただきました。
 
■基調講演
 基調講演では,MIZUOコンプライアンス&ガバナンス研究所代表,駿河台大学名誉教授・博士(経営学)の水尾順一さんに登壇いただき,「サスティナビリティと人権~明るい会社,イキイキと働ける会社が持続可能な発展のポイント~」をテーマに講演していただきました。

基調講演の様子


■パネルディスカッション
 パネルディスカッションでは,ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社代表取締役の北島敬之さん,ANAホールディングス株式会社CSR推進部長の宮田千夏子さん,一般財団法人CSOネットワーク サステナビリティコミュニケーターの梁井裕子さんの3名をお迎えし,各社の取組などについてプレゼンテーションをしていただきました。
 その後,休憩を挟み,水尾順一さんにも御登壇いただき,横浜市立大学都市社会文化研究科教授,横浜市立大学CSRセンター長の影山摩子弥さんのコーディネートの下,「人権の問題について経営陣に取り組んでもらうにはどうしたよいか」,「人権の問題について社員に取り組んでもらうにはどうしたらよいか」,「人権に関する計画はどうやって作ったらよいか」など,会場から寄せられた質問を中心に,パネリストのみなさんに討議いただきました。

  

パネルディスカッションの様子