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お答えします
~「国際課の業務」について~

Q1
国際課とは?
A1:

法の支配や基本的人権の尊重といった普遍的価値を国際的に浸透させるための取組である「司法外交」の推進を目的として平成30年4月1日に設置され、法務省の国際関係事務についての基本的な政策の企画立案・総合調整、国際会議の開催、外国政府職員等による表敬対応及び職員の海外派遣等の事務に取り組んでいます。

Q2
国際課はどのような国際会議を開催していますか?
A2:

令和3年3月に、犯罪防止・刑事司法分野における国連最大の国際会議である第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)をホストしました。G7議長国であり、かつ、日ASEAN友好協力50周年となる令和5年7月には、アジア唯一のG7メンバーである我が国の立場を活かし、G7司法大臣会合と日ASEAN特別法務大臣会合を開催し、法の支配の推進にリーダーシップを発揮し、司法外交をより一層推進していきます。

G7司法大臣会合ロゴ日ASEAN特別法務大臣会合ロゴ
Q3
国際課における職員の海外派遣とは、どのようなものですか?
A3:

在外公館や国際機関等へ法務省職員を積極的に派遣しています。最近では、国際刑事裁判所(ICC)や国連薬物犯罪事務所(UNODC)、国連国際商取引法委員会(UNCITRAL)等に職員を派遣しました。派遣された職員は、国際的な法的紛争に関する業務や法制度整備支援等の国際的な業務に従事しています。司法外交の推進の担い手となり得る、高いレベルの語学能力、国際情勢を踏まえたバランス感覚及び法的思考能力を併せ持つ国際法務人材を確保・育成することを目指しています。