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「第4回東京イミグレーション・フォーラム」を開催しました!

令和6年12月9日(月)から同月11日(水)の3日間、出入国在留管理庁の主催により「第4回東京イミグレーション・フォーラム」(英語名:The4th Tokyo Immigration Forum 略称:TIF、ティフ)を開催しました。

皆さん、出入国在留管理庁主催の国際会議があることをご存知ですか?

東京イミグレーション・フォーラムとは、世界各国または地域の出入国在留管理等関連当局が一堂に会して、直面する課題等について定期的に情報共有・意見交換を行うプラットフォームとして立ち上げられたものです。令和4年3月に第1回を開催したのち、これまでに計3回開催されました。

本フォーラムは、各国・地域の入管当局及び国際機関が相互に交流を深めつつ連携・協力を強化し、ベストプラクティスの交換などにより、各々の入管施策等の向上を図るほか、我が国における、円滑かつ適正な外国人材の受入れ、互いを尊重し、安全・安心に暮らせる調和のとれた共生社会の実現等につなげることを目的としています。

第4回東京イミグレーション・フォーラムの開催結果

1日目と2日目に全体会合及び分科会、最終日には東京出入国在留管理局羽田空港支局における視察が行われました。今回は、スリランカ、パキスタン、トルコといった、出入国在留管理庁にとって関わりが深い国を新たに招待し、本フォーラムが果たす役割が高まりつつあります。

【参加国・地域・機関】
インド、インドネシア、オーストラリア、カナダ、カンボジア、韓国、シンガポール、スリランカ、タイ、中国、中国(香港)、トルコ、ニュージーランド、ネパール、フィリピン、ブルネイ、米国、ベトナム、パキスタン、ラオス、国際移住機関(IOM)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、外務省、厚生労働省、警察庁、デジタル庁

(1)開会式では、丸山秀治出入国在留管理庁長官から御挨拶があり、その後、参加各国・地域及び機関の代表団長との記念撮影が行われました。

丸山秀治出入国在留管理庁長官挨拶

丸山秀治出入国在留管理庁長官挨拶

(2)国際移住機関(IOM)エイミー・ホープ事務局長による基調講演、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ルヴェン・メニクディウェラ高等弁務官補による講演が行われたほか、全体会合では、「最近導入した出入国在留管理上の施策」、分科会では、「アジア太平洋地域における難民保護」及び「アジア太平洋地域における外国人労働者の受入れ促進に係る取組」をテーマに、各参加者によるプレゼンテーションや意見交換が活発に行われました。

国際移住機関(IOM)からの基調講演
国際移住機関(IOM)からの基調講演
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)からの御発言(全体会合)
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
からの御発言(全体会合)

全体会合の様子
全体会合の様子
君塚宏審議官からの御発言(分科会)
君塚宏審議官からの御発言(分科会)

(3)閉会式では、議長である丸山秀治出入国在留管理庁長官から、本フォーラムの議長総括を各参加者と共有し、閉会いたしました。

代表団長写真

代表団長写真

さいごに

過去のTIF詳細情報については、以下のリンクから御覧ください。
※今年度TIF詳細情報についても、近日公開予定です。

一人でも多くの方に出入国在留管理庁の国際業務を知ってもらえるよう、これからも発信を続けてまいります。