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法務省で働くひと・しごと紹介 Vol.11
~庁舎管理室総務係,経理係,警備係,施設・設備係~
係 名:庁舎管理室総務係,経理係,警備係,施設・設備係
所 属:大臣官房会計課
- Q1
- 庁舎管理室ってどんな仕事?
- A1:
-
中央合同庁舎第6号館(以下「6号館」と表記)は,A,B,C3棟の高層ビルと赤れんが造りの赤れんが棟で構成され,法務本省含め12庁の国の機関が入居しています。赤れんが棟は,明治政府が招へいしたドイツ人のエンデとベックマンが設計したもので,建築物として歴史的価値が高く,国の重要文化財の指定を受けています。
庁舎管理室では,この6号館庁舎における施設・設備の保全管理や保安警備を始めとする維持・管理に関する業務全般を受け持っており,皆さんが快適に執務等できるよう側面から支える役割を担っています。

警備室モニター(法務ゾーン1階)

防災センター(検察ゾーン1階)
- Q2
- 最近のトピックスは?(力を入れていること,重要課題)
- A2:
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6号館は竣工後30年以上が経過し,経年劣化の影響で設備配管からの漏水など様々な不具合が生じており,当室全体で,これら不具合の改善に取り組んでいます。
また,地球温暖化対策として,庁舎内電灯の減灯やLED化の推進,適切な室温管理に配意した冷暖房運転に努めているほか,供給電力についても再生可能エネルギーを含めた契約内容に見直しを進めており,更なるCO2削減対策に取り組んでいます。
- Q3
- 庁舎管理室のやりがいって何?
- A3:
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前述のとおり,当室は後方支援の要素が多く,一見地味なイメージではありますが,担当業務が多種多様であり,幅広く会計業務を経験できることにはやりがいを感じています。
また,単なるルーティーン業務ばかりではなく,地震等の自然災害や情勢の変化にも臨機応変な対応が求められるほか,入居庁の円滑な業務遂行のため,維持・管理に関する調整等を担う機会も多々あって,その都度,大切な役割を果たしていると実感しています。
- Q4
- 心に残っているエピソードがあれば教えてください。
- A4:
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当室が一丸となり,入居庁の協力を得ながら,コロナ禍における6号館の感染防止対策に取り組んだことです。具体的には,「1階・地下エレベーター前における消毒用アルコールの設置」,「職員及び来庁者に対する赤外線サーモグラフィ装置による検温の実施」及び「人が密集する場所の利用方法の変更(利用時間等の制限)」などが挙げられます。

消毒用アルコール
(法務ゾーン地下1階エレベーターホール前)

赤外線サーモグラフィ装置
(法務ゾーン1階ほか)