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専門的、技術的分野に該当するとは評価されていない分野における外国人労働者の受入れについても検討していくこととしている点で評価、寛容な姿勢を示していると思われる点は評価できる。 |
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外国人の受入れの客観的な基準を設けることが重要であり、オーストラリアやカナダで採用されているポイント制の導入についても検討すべきである。 |
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労働力人口の減少への対応として、女性、高齢者の就労機会の拡大策は不可欠であるが、これで充分ということはない。外国人労働者を量的に確保するという事は不適切であるが、一定の外国人労働者の受入れは選択肢になる。 |
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人口減少時代においては、生産性の向上が重要であり、これに資する専門的、技術的分野の外国人労働者の受入れは重要であるが、専門的、技術的分野の範囲については、日本の活力を維持するという観点から、常にその見直しを図っていくことが必要である。 |
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日本社会は同質性が高いので、外国人が多数在留する場合における社会への影響等について、受入体制の在り方も含めて考えるべきである。 |
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外国人労働者の受入れ問題は、我が国の将来像に関わる問題であり、充分な議論を行いつつ、どのように国民のコンセンサスをとっていくのかが課題である。 |
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在留特別許可については事例の公表が行われているが、絶対的なものではないにしても、判断基準的なものを示すべきである。 |