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全国一斉「子どもの人権110番」強化週間を実施!

子どもの人権110番について

法務省の人権擁護機関では,専用相談電話「子どもの人権110番」(フリーダイヤル・0120-007-110(ぜろぜろななのひゃくとおばん 全国共通))を開設しています。

「子どもの人権110番」に電話をかけると,最寄りの法務局・地方法務局につながり,子どもの人権問題に詳しい人権擁護委員や法務局職員が相談に応じます。

相談は無料で,相談内容についての秘密は守ります。

強化週間について

毎年,当該相談活動の強化を目的として,「全国一斉『子どもの人権110番』強化週間」を実施しています。令和3年の強化週間は,8月27日(金)から9月2日(木)までです。期間中については,通常時よりも受付時間を延長し,平日には,午前8時30分から午後7時まで相談を受け付けるとともに,土曜・日曜には,午前10時から午後5時まで相談を受け付けます。

実際の相談事例

小学校高学年の頃から継続して,養父から性的暴行を受けており,また,当該行為を撮影した動画を拡散する等の脅迫を受けているとして,高校生から「子どもの人権110番」に相談がありました。

高校生は,当初,養父からの報復を恐れて自らの住所等を明らかにすることに慎重でしたが,法務局は,高校生と何度もやり取りを重ねて信頼関係を構築し,児童相談所及び警察と連携して対応した結果,高校生は児童相談所に一時保護され,養父は逮捕されるに至りました。

その他の相談方法について

全国の小学校・中学校を通じて,「子どもの人権SOSミニレター(料金受取人払の便箋兼封筒)」を配布しています(地域によって,配布時期が異なります。)。

ミニレターの便箋部分に相談したいことを書いて,封筒部分に入れてポストに投函すると,最寄りの法務局・地方法務局に届き,人権擁護委員や法務局職員が,希望する連絡方法(手紙・電話)で返事をします。

お気軽にご相談ください!

いじめ,体罰や虐待,あるいはインターネットで悪口を書き込まれた等,一人で悩んでいませんか。あるいは,皆さんのまわりにそのような被害に苦しんでいる子どもはいませんか。そのような時は,お気軽に「子どもの人権110番」や「子どもの人権SOSミニレター」でご相談ください。また,インターネットによる人権相談「子どもの人権SOS-eメール」も受け付けています。

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