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沼田町から法務省へ!トマトジュースがつなぐ立ち直りへの思い

「トマトジュースで,立ち直りを応援。」

法務省の4階と15階には,寄付型自動販売機が設置されています。この度,その自動販売機に,北海道沼田町特産の「北のほたる 完熟トマトジュース」が届きました。これは,平成29年11月に,上川陽子法務大臣が沼田町に,少年院を仮退院した少年を受け入れている,沼田町就業支援センターの視察に訪れた際,犯罪や非行からの立ち直り支援に寄せてくださる沼田町の町民の皆さまの思いに直接触れ,大きな感銘を受けたことをきっかけに,その思いのこもったトマトジュースを,ぜひ省内の自動販売機に導入してほしいと発案されたことがきっかけでした。

寄付型自動販売機は,飲み物の売上げの一部が寄付される仕組みの自動販売機です。法務省は,更生保護法人日本更生保護協会が運営する「立ち直り応援基金」の広報を担っており,自動販売機の売上げからの寄付金は,この基金を通じて,犯罪や非行からの立ち直りに尽力されている全国の民間協力者の草の根の活動に助成されます。

トマトジュースが届いた今年3月22日には,自動販売機の前にて,ささやかな記念撮影のセレモニーが行われました。上川大臣が,その場で,沼田町の皆さまへのビデオメッセージを収録。その後,関係者一同で,記念撮影を行いました。

沼田町の明るい太陽の光を一杯に浴びたトマトジュースは,我々法務省の職員に大人気です。このトマトジュースを通じて,沼田町の皆さまの立ち直り支援に寄せてくださる思いとつながることができたら,とても嬉しく思います。

最後になりましたが,この場をお借りしまして,今回の取組に多大なるご協力を賜りました,沼田町の職員の皆さま,沼田町農産加工場の皆さま,株式会社ジャパンビバレッジの皆さま,特定非営利活動法人寄付型自動販売機普及協会の皆さまに厚くお礼申し上げます。

沼田町から法務省へ!トマトジュースで,立ち直りを応援。
トマトジュースは全部で3種類

トマトジュースは全部で3種類

「上川法務大臣から北海道沼田町の皆さまへ」

北海道沼田町の皆さま,こんにちは。

法務大臣の上川陽子です。

法務省では,犯罪や非行からの立ち直りを支援する「立ち直り応援基金」の広報に取り組んでおります。そして,法務省の省内に,「立ち直り応援基金寄付型自動販売機」を設置しております。飲み物の売上げの一部が,立ち直り応援基金に寄付される仕組みです。

さて,私は,以前,沼田町を訪問させていただきました。少年院を出院した少年等が自立を目指す「沼田町就業支援センター」を視察しました。

私は,町長をはじめ町民の皆さまが,応援し,協力してくださっている思いや,少年たちに寄せて下さる温かいまなざし,更には農業訓練に従事することを通じて非行から立ち直ってほしいという多くの願いに,直に触れることができました。大変胸が熱くなったことを,今でも鮮明に記憶しております。

その時にいただいたこのトマトジュースは,まさに,町民の皆さまの,立ち直りに寄せてくださる思いが集約されたものであると感じました。自販機を導入する際,ぜひ,トマトジュースを入れてほしい,そうすることで,立ち直りに寄せる願いをともにする,沼田町と法務省とが直接つながることができるのではないか,そのように考えました。

沼田町の明るい太陽の光を一杯に浴びた,おひさまの味のトマトジュースは,沼田町の暖かいコミュニティと,誰もが願う安全・安心な社会づくりに向けた取組とのコラボレーションの象徴です。

私もさきほど大変おいしくいただきました。

改めて,沼田町の皆さまが立ち直り支援に寄せて下さる暖かい思いに,心から感謝申し上げます。

そして,ぜひ,これからも,沼田町と法務省とが一緒になって,新しく,ワクワクするようなコラボレーションをすることができますよう,ご協力をよろしくお願い申し上げます。

沼田町から法務省へ!トマトジュースで,立ち直りを応援。
沼田町から法務省へ!トマトジュースで,立ち直りを応援。

【後列左から】東京都保護司会連合会松本副会長/東京保護観察所古川所長/上川法務大臣/
東京都保護司会連合会森久保会長/法務省今福保護局長
【前列左から】NPO法人寄付型自動販売機普及協会小林理事長/株式会社ジャパンビバレッジ首都圏支社佐藤特任部長/
株式会社ジャパンビバレッジ東京照井営業統括部長代理

今福保護局長と保護局職員

今福保護局長と保護局職員