更生保護を支える人 子どもたちの成長とともに自分たちも学び続ける
横浜市西区BBS会
橋本 夏希さん
BBS会員になるまで 若い世代が主体となり、子どもたちと関われることが魅力だった
大学3年生の時に、「犯罪心理学」の授業を受講した際、先生からBBS会というボランティア団体があることを聞き、興味を持ちました。ともだち活動やグループワークを通して少年と直接関わることができ、若い世代の会員が中心となって活動をしているところに魅力を感じ、入会しました。
BBSとしての活動とやりがい 様々なつながりを通して得られる学び
BBS会の活動は、保護観察中の少年とBBS会員が主に1対1で一緒に遊びに出掛けたり、勉強をしたりする中で、少年の自立を支援するともだち活動、少年とBBS会員が複数名で各種レクリエーションを通して交流するグループワーク、更生保護の基礎的な知識の習得、事例研究などを通してスキル向上を図る自己研鑽活動などの活動があります。
これらの活動を通して、様々な人と関わることができる点にやりがいを感じます。保護観察中の少年はもちろん、保護司会、更生保護女性会など関係団体の方々や、BBS会の仲間たちとのつながりを通して、多くの学びがあると感じています。実際に活動をしてみると、少年から教わることもたくさんあり、自分自身の成長にもつながっています。
「フットサル祭り」にて
現在の取り組み つながりや学びを活かし、地域に根ざした活動を
鎌倉グループワークにて
私たちのBBS会では、特にグループワークと自己研鑽に注力しています。ここ数年のグループワークでは、バーベキュー、横浜の街散策、ビーチボールバレー、お好み焼き作りを実施しました。また、新たな活動として、神奈川県内にある児童家庭支援センターへの訪問活動を開始し、地域に根ざした活動も行っています。