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選考採用(IT人材・係長級)

世界をつなぐ。未来をつくる。

 出入国在留管理庁は、出入国在留管理行政の司令塔としての役割を果たす官庁として2019年に設立され、我が国の秩序ある社会の実現と経済・社会の健全な発展のため、出入国の管理、在留の管理、外国人の受入れ環境整備、退去強制及び難民等の認定の5つの分野を任務としています。
 一見するとこれら5つの任務と「情報システム」は縁が遠い存在に思われがちですが、これらの任務を職員が遂行するにあたり、情報システムは欠かすことのできない重要な要素です。その証左として、出入国在留管理庁は他省庁を含む日本政府内において屈指の大きなシステムを複数保有・運用しています。

 例えば空港で。
 全ての人のスムーズな出入国は「出入国管理システム」が支えています。成田空港や羽田空港、関西国際空港などに設置されている「顔認証ゲート」もその一つです。

 時代の移り変わりとともに、出入国在留管理行政は飛躍的に拡大、変革を遂げてきました。今後さらにその重要性が高まることから、私たちの業務もさらなる変化が求められています。そして、業務の根幹を支えるシステムもまた、時代に即した進化が求められているのです。

 出入国在留管理庁の一員として、社会を支える情報システムの一翼を担い、未来の社会を一緒に描く仲間を募集します。

 募集の詳細は以下及び及びこちら(PDF形式)の募集要項のとおりです。

求める人材

以下のようなスキルをお持ちの方を歓迎します。
 
(必須スキル)
全体の奉仕者たる国家公務員として働く強い熱意を有する者
困難や未知の課題に対しても前向きに取り組むことのできる積極性・好奇心を有する者
職員や一般利用者等の要望と、その背景にある課題を適切に汲み取り、事業者に伝えることのできるコミュニケーション能力
課題解決への要望、予算、スケジュール等の前提・制約を踏まえて可能な限りの効果を得るため、ステークホルダー間の意見調整を適切に行うことのできる調整能力
事業者から業務効率化や課題解決に資する提案を引き出し、品質を継続的に改善することのできる問題解決能力
情報システムの障害発生時に際して速やかに緊急度・影響度を判断し、主体的に関係者への報告・連携を行い、事業者へは復旧までの対応を指示することのできる機動力
事業者が実施する作業に係る工数の予実を把握し、改善が必要な部分には改善要求を行い、次回調達に繋げることのできる推進力
情報セキュリティにおける対策の検討において、リスクとコストが最適化された仕組みを構築し組織に浸透させることができるマネジメントスキル
 
(歓迎スキル)
中大規模システム(500KLOC以上)の開発または運用の実務経験
プロジェクトマネージャー又はプロジェクトリーダーとしての実務経験
応用情報技術者又は相当の知識

職務内容

出入国在留管理庁の所掌事務のうち、以下の業務を担当する係長級職員として採用します。採用後は、国家公務員採用一般職試験合格者相当として任用されます。
 
(主な担当業務)
出入国在留管理庁では、外国人の出入国や在留に関する情報を一元的に管理する基幹業務システムである「外国人出入国情報システム」を中心に、外国人の出入国手続において指紋認証・顔認証により本人確認を行う「出入国管理業務個人識別情報システム」、日本人の出帰国手続及び外国人の出国手続において顔認証により本人確認を行う「顔認証ゲート」、我が国に在留する外国人からの在留申請をオンラインで行うことのできる「在留申請オンラインシステム」など、多くのサブシステム群から構成される「出入国管理システム」を運用しています。
具体的には、「ミッションクリティカルなシステム」に加え、「生体認証(指紋及び顔写真)を活用するシステム」、「身分証明書としてICカードを発行・管理するシステム」、「海外の機関と情報連携をするシステム」等、多岐にわたる特徴を持つシステムを運用しており、これらシステムの開発・運用、更には、新たに導入が予定されている「マイナンバーカードと在留カードの一体化」、「マイナンバーを利用した行政機関相互の情報連携」などの制度に対応するシステム開発等業務に従事していただく予定です。また、業務遂行中に発生した業務上の問題に対して地方局からの照会対応もしていただくため、当庁の業務についても精通していただく必要があります。
 
(例)
システムの開発・運用に係る各種事務(要件整理・要件定義、調達仕様書作成、予算要求、事業者や業務課との打合せ・プロジェクト進行管理)
事業者が作成する提案資料や成果物のレビュー
運用中のシステムに係る課題解決のための検討
運用中のシステムに発生した障害等のトラブル対応
従来の業務の見直し、AI等の最新技術を活用したDX化の検討
アプリケーション改修時の影響調査・工数見積もり精査
システム更改時の製品選定・サイジング調査
システムの稼働監視と閾値についての整理
情報セキュリティに係る対策と定期的な見直し
など

応募資格

次のいずれにも該当する方
  • 高等学校を卒業後、民間企業、官公庁、国際機関等において、正社員・正職員として従事した職務経験が2025(令和7)年6月1日現在で通算13年(大学、大学院等修了者の場合は在学年数を差し引く)以上
  • 3年以上のIT分野での実務経験
※ 次のいずれかに該当する方は応募できません。
⑴日本の国籍を有しない者
⑵国家公務員法第38条の規定により国家公務員となることができない者
 イ 拘禁刑以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者その他その執行を受けることがなくなるまでの者
 ロ 一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者
 ハ 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者
⑶平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている者(心神耗弱を原因とするもの以外)
⑷採用予定時期までに国家公務員法第81条の6に定める定年に達する者(令和7年度における定年年齢は62歳)

採用予定時期・勤務地等

〇採用予定人数
 若干名
 
〇採用形態
 任期の定めのない常勤の国家公務員として採用
  ※ 国家公務員法に基づく守秘義務や兼業制限が適用されます。
 
〇採用予定時期
 原則として、令和7年10月1日以降
 (採用予定者の事情に配慮しますので、ご相談ください)
 
〇勤務地
 出入国在留管理庁本庁 総務課情報システム管理室(東京都新宿区四谷1-6-1 四谷タワー14F)
  ※ 基本的には採用後はシステム開発等業務を中心に従事することとなりますが、出入国在留管理行政の経験を積むため、必要に応じて、他の部署への配置転換等が行われる可能性があります。

応募方法

受付期間 令和7年6月10日(火)から同年7月18日(金)
提出書類 (1) 履歴書
 ※ 様式は自由です。3か月以内に撮影した顔写真を貼付してください。
(2) 職務経歴書
 ※ 任意の様式により具体的な職務・活動内容を記載してください。
(3) 論文(テーマ「今後の出入国在留管理行政におけるIT技術の活用について」・A4版800字~1600字程度)
 ※ 当庁HPに掲載されている業務パンフレットや「出入国在留管理」を読了いただいた上で、今後の出入国在留管理行政においてIT技術をどのように活用していくべきか、また、そのプロセスにおいてあなたはどのようなことに取り組みたいか、あなたの経験がどのように生かせるのかなどを自由に論じてください。
(4) ITに関する資格を有する場合は当該証明書の写し
提出先 (1) メールの場合
 recruit-immi★i.moj.go.jp
 ※★を@に変換して送信してください。
(2) 郵送の場合
 出入国在留管理庁総務課人事企画係
 住所:〒100ー8973 東京都千代田区霞が関1-1-1
 電話:045―370―9755
その他 応募の秘密は厳守します。
提出された資料の返却はいたしませんので、あらかじめ御了承ください。

選考日程

第1次選考 経歴評定・小論文評定
 ※応募時に提出いただいた履歴書、職務経歴書、論文により選考します。
第1次選考
合格発表
令和7年7月下旬
 ※公募者全員に、結果をメールで通知します。
第2次選考 人物試験
実施日程:令和7年8月下旬
実施場所:出入国在留管理庁本庁(東京都千代田区又は新宿区)
 ※実施詳細は一次選考合格者に個別にお知らせします。
最終合格発表 令和7年8月下旬~9月初旬

お問い合わせ先

出入国在留管理庁総務課人事企画係
住所:〒100ー8973 東京都千代田区霞が関1-1-1
電話:045ー370ー9755
 

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