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第15回難民問題に関する専門部会会合:議事概要

 

 日 時 平成15年10月17日(金)午後2時~午後4時
 場 所 法務省入国管理局第2会議室
 出席者(敬称略)
(1) 難民問題に関する専門部会
 横田洋三(部会長)、讃井暢子、谷野作太郎、疋田幸子、柳瀬房子、山本達雄、山本隆司(オブザーバー)
(2) 法務省入国管理局
 増田局長、髙宅入国在留課長、木島審判課長、井上局付、佐々木難民認定室長、上原入国管理企画官
 会議経過
 難民不認定処分に対する不服申立手続に関し
 
第三者の関与の是非
関与する第三者の人数
関与する第三者はどのような分野から選出するのか
複数の第三者が関与する場合、合議体として結論を出すのか、各自が独立して意見を出すのか
第三者が関与するに当たり、書類審査にとどめるのか、直接インタビューを実施するのか
不服申立てに対する最終判断は誰が行うのか
関与する第三者を組織上どこに位置付けるのか
不服申立手続を迅速に行うにはどうすればよいか
不服申立期間を見直す必要があるか
  などの諸点につき活発な議論が交わされ、公正性・透明性をより高める見地から何らかの形で第三者を関与させることが望ましいが、具体的な関与の在り方については、公正性や迅速性という観点から、一次処分や司法審査との関係にも配慮しつつ、なお慎重な検討が必要であるとともに、実際に関与する第三者の人選をどのように行っていくかが重要であるなどの意見が出された。
 そして、今年中をめどに最終報告書を法務大臣に提出することを目標として、今後更に議論を進めていくこととなった。
 備考
 今回から、東京大学大学院法学政治学研究科・法学部山本隆司助教授のアドバイザー参加を得た。
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