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留学生の受入れを進めるためには、日本の歴史や文化などを留学生に伝えることが重要である。 |
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欧米諸国に比べ、我が国の教育機関への留学には言語上の障害があり、「留学生30万人計画」の達成には、このような「言葉の壁」を低くするための施策が必要である。 |
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語学能力に長けた事務職員の不足等、大学における留学生のサポート体制には問題がある。 |
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留学生の在学・在留管理情報に関する大学と入管の連絡・報告体制の整備が重要である。 |
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留学生受入れ推進の目的は、日本びいきの学生を増やすことにあり、その観点から、留学生受入れに向けた各種施策を見直すべきである。奨学金制度やホストファミリー制度などが充実したアメリカの例は参考となる。 |
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就職を目的とした在留資格の変更の際には、留学生に対する指導などの配慮が必要ではないか。 |
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中小企業では、留学生の雇用に際しての入管への提出資料の負担が大きい。また、審査時間の短縮も重要である。 |
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就職支援や健康管理など、大学における留学生向けの統一的な相談窓口を設けるべきである。 |
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一定水準の学力水準の維持を条件としつつ、滞在費用の工面を支援する観点から、留学生に対する資格外活動許可の要件を緩和すべきである。 |
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日本語能力のレベルを重要視する受入れ企業は多い。教育機関は、留学生に対して日本語教育にもっと力を入れるべき。 |
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受入れ地域がどう分散するのかという観点が重要。また、日本人学生は、卒業前に内定をとるのが一般的であり、就職活動のための在留期間更新を、現在の6ヶ月から1年に延長する案は、その効果を含め検証が必要である。 |