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報道発表資料

令和5年3月24日
出入国在留管理庁

令和4年における難民認定者数等について

・難民認定申請者数は3,772人で、前年に比べ1,359人(約56%)増加。また、審査請求数は4,461人で、前年に比べ415人(約10%)増加。
・難民認定手続の結果、我が国での在留を認めた外国人は1,962人。その内訳は、難民と認定した外国人が202人、難民とは認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた外国人が1,760人。

1 難民認定申請(一次審査)

(1)難民認定申請者数

 難民認定申請を行った外国人(以下「申請者」という。)は3,772人であり、前年に比べて1,359人(約56%)増加しました。
 このうち、約32%に当たる1,202人が、過去に難民認定申請を行ったことがある申請者となっています。
 申請者の国籍は68か国にわたり、主な国籍はカンボジア、スリランカ、トルコ、ミャンマー、パキスタンとなっています。

(2)処理の状況

 難民認定申請の処理数は7,237人であり、前年に比べて1,087人(約18%)増加しました。
 その内訳は、難民と認定した者187人、難民と認定しなかった者5,418人、申請を取り下げた者等が1,632人となっています。

2 審査請求(不服申立て)

(1)審査請求数

 難民の認定をしない処分に不服があるとして審査請求(注)を行った外国人は4,461人であり、前年に比べて415人(約10%)増加しました。  
 その国籍は43か国にわたり、主な国籍はカンボジア、スリランカ、ミャンマー、トルコ、バングラデシュとなっています。
(注)難民の認定をしない処分に対する不服申立ては、平成28年4月1日に施行された改正入管法により、従来の「異議申立て」から「審査請求」に改められました。

(2)処理の状況

 不服申立ての処理数は5,232人であり、前年に比べて2,179人(約29%)減少しました。
 その内訳は、不服申立てに「理由あり」とされた者15人、「理由なし」とされた者4,725人、不服申立てを取り下げた者等が492人となっています。

3 難民認定者数及び人道配慮による在留許可者数

 難民認定手続の結果、我が国での在留を認めた者は1,962人となっています。そのうち、難民と認定した者は202人(一次審査での認定者187人と不服申立てで「理由あり」とされた者(認定者)15人の合計)であり、難民とは認定しなかったものの人道的な配慮を理由に在留を認めた者は1,760人(一次審査1,481人と不服申立て279人の合計)となっています。

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