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国際連合難⺠⾼等弁務官事務所(UNHCR)との協⼒覚書(MOC)の交換について

 令和3年7月21日、上川法務⼤⾂及び来⽇中のフィリッポ・グランディ国際連合難⺠⾼等弁務官(Mr. Filippo Grandi, United Nations High Commissioner for Refugees)の⽴会いの下、難⺠認定制度に係る出⼊国在留管理庁と国際連合難⺠⾼等弁務官事務所との間の協⼒覚書 (Memorandum of Cooperation: MOC)が交換されました。

趣旨

 出⼊国在留管理庁においては、これまで、難⺠該当性を判断するに当たって必要となる本国の情勢に関する情報の収集に当たって、国際連合難⺠⾼等弁務官事務所(UNHCR)と適切に連携するとともに、その協⼒を得て、各種研修を実施し、難⺠調査官等の専⾨性や調査能⼒の向上を図ってきました。
   昨今、我が国の難⺠認定制度に対する世の中の関⼼・期待が⾼まる中、出⼊国在留管理庁としては、⼿続の透明性の向上を図りつつ、引き続き難⺠認定⾏政を適切に遂⾏していくためにも、UNHCRとの⼀層の協⼒が重要と認識しています。
 このため、出⼊国在留管理庁においては、UNHCRとの間で、協⼒関係の発展に向けて協議を重ね、この度、従来の協⼒関係をより⼀層発展させ、難⺠認定制度の質の向上に資する施策を実施していくことで認識を共有するに⾄りました。

本MOCの概要

  出⼊国在留管理庁及びUNHCR(以下、総称して「両機関」という。)は、次の(1)から(4)までを含む分野において協⼒します。
(1)難⺠認定制度に関する相互の情報共有
(2)難⺠認定制度の質の向上に資する施策を実施するために必要な相互の協⼒
(3)両機関による難⺠に対する必要な⽀援
(4)両機関が決定するその他の分野
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