法務省

訟務担当職員による職場紹介

訟務担当 勤続16年 40代

受刑者が「不服申立て」や「訴訟」、「人権救済の申立て」等をしたときに、私たちの仕事が正当であることを証明等するため、関係職員から事実を聞き取った上で書面を作成したり、どのような根拠に基づき処遇を行ったかについて説明する仕事です。

訟務担当
仕事の大変な点は?
不服申立ての案件が多くて終わりが見えないところです。不服申立ては2人で分担していますが、訴訟は1件1件が重く、大変です。仕事は忙しいですが、勤務時間内に集中して処理し、時間を決めて帰宅しているので、家族と一緒にいる時間は多く、毎日子供をお風呂に入れています。
仕事のやりがいは?
訟務担当は、刑務所の実情をダイレクトに知ることができる仕事です。もしも刑務所の対応が誤っていた場合、それを正すきっかけとなることで、きちんとした施設を自分たちで作っていくことに貢献できます。また、裁判において、裁判官などに、「現場はこのように苦労していて、こういう根拠に基づいてやっている」ことを分かってもらえるところはやりがいとなります。
仕事をしていてうれしかったことは?
やはり、裁判において、主張を理解してもらえたときです。説明が複雑な案件で、根気強く説明して、その正当性を分かってもらったときはうれしかったです。

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