法務省

夜勤担当職員による職場紹介

夜勤担当 勤続2年 20代

夜勤班に所属しています。4日に1回は夜勤があり、昼間の勤務の時は工場担当の休憩時の交代のほか、受刑者の入浴や運動の立会いなどをしています。

夜勤担当1
仕事の大変な点は?
勤務時間中は、受刑者と接している時間がほとんどなので、常に緊張状態にあります。基本に忠実に、保安原則を守る必要があります。
仕事のやりがいは?
今はまだ面白さを感じる余裕はありませんが、夜勤の時は、自分が一つのフロアの担当を任されているので、やりがいがあります。工場での交代勤務の際、初めて不正行為を摘発したときは、施設の規律の維持に貢献できてうれしかったです。やる気と気合いでなんとかなります。

先輩との関係はどうですか?
厳しいイメージがありますが、やることをきちんとやっていれば、あまり厳しくされることはないように思います。私は柔道の訓練に毎日出ており、そこでも色々人脈ができて、仕事のことを指導してもらえたりするので助かっています。

夜勤担当 勤続2年 20代

私も夜勤班に所属し、昼間の勤務の時は工場担当の休憩時の交代のほか、受刑者の入浴や運動の立会いなどをしています。

夜勤担当2
仕事の大変な点は?
1年目に、いきなり受刑者と接する勤務についたときや毎日配置される勤務箇所が変わることに苦労しました。翌日に初めての勤務箇所に配置されると分かったときは、その都度、「何をすれば良いか」、「どう動けばよいか」などを先輩職員に聞いていました。
また、夜勤明けや当直時の仮眠明けは眠くてつらいです。日勤と夜勤が混ざった勤務なので、なかなか身体のリズムがつかめませんが、みんなが通る道なので何とかなると思います。
仕事のやりがいは?
1年目は工場で勤務する機会はなかったのですが、2年目以降は工場担当の交代職員として工場で勤務するようになったので、処遇の面白さが少し分かるようになってきました。

今後、どのような仕事をしていきたいですか?
機会があれば、中等科研修や高等科研修に行きたいとも考えますが、目標となる先輩が多いので、まずは自分の目の前のことをしっかりやった上で、信頼される担当職員になることが目標です。

夜勤担当 勤続9年 30代

夜勤班の中で「雑務」という仕事をしていますが、臨機応変な対応が求められます。例えば、急に受刑者を外部の病院に通院させる場合の準備や、場合によっては救急車の手配なども行います。その他、決裁書類の持ち運びなどもあり、上司からの指導事項を起案者に説明するようなこともあり、勉強になります。

夜勤担当3
仕事の大変な点は?
採用当初は、仕事が分からないだけでなく、何が分からないのか分からないことが一番つらかったです。慣れるまでにしばらくかかりました。どの世界でもそうだと思いますが、最初は失敗も多いし、怒られることもあるものの、それは当たり前のことで、忍耐強く続けることが大切です。
仕事のやりがいは?
夜勤の仕事はひたすら巡回して受刑者の動静を視察し、投薬を行うなどといった単調な仕事で、仕事内容自体にやりがいや面白さを求めるのは難しいと感じましたが、その後、工場の交代勤務に配置されるようになって、受刑者の動きが分かるようになり、面白さを感じられるようになりました。

普段どのようなことに心掛けて勤務していますか?
地震等が起きた際には、雑務として被害状況や異状の有無などいろいろなことを確認するため動き回ったり、各工場から報告の電話を受けたり、非常登庁職員の誘導を行ったりと、対応がとても大変です。事が起こってからでは遅いので、空いた時間を使うなどして、前任者が作成したメモ帳に毎日目を通し、できる限り頭に入れておくようにしています。

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