『ヒエラルキーなわたし』

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とある日の教室。


①「おはよーーー!ちょっとさ昨日あげてた動画なに?!ロボットみたいな動きのやつ!ウケるんだけど!」

①「ああ、あれ?なんか彼氏がさ絶対かわいいとか言うから勘違いしてあげちゃったよ!ヤバいよね?アハハ!」

①「マジ吹いた!ハハハハ!…あ、ねえねえミユも見た?」

②「え?あ…うん!見た見た。でもなんかさ、かわいかったよ?!動きとか」

①「本当に言ってる!?もういいってば~」

②「本当だって…うん!」

①「ミユやさしーーー。そんなミユには、飴ちゃんをあげよう~。ふふふ」

②「ハハハ…。ありがとういつも。イチゴ味好きだわ。あ、ごめんトイレ行ってくるね」

①「行ってら~。あ、でさー、あんたの彼氏ってさ割とイケメンだよねーーー」




②「………ふぅ」

②「あ、ミユ。おはよう~」

②「…あ。おはよ」

②「トイレ?わたしも行くーー」

②「うん」

②「どしたの…?」

②「いや…別に?」

②「そ、なんか元気なかったから」

②「いや、あのね……なんか、偶然あの人達の動画見てたから耐えたわ。見てなかったら、しらけるとこだったかも。はは」

②「…?…ああ~?…なるほどね。耐えたね~」

③「遠藤さんー」

②「ん?」

③「先生が遠藤さん探してたよ?今日って日直だよね?そのことっぽかったけど」

②「わ、そうなんだ。ごめんわざわざ追いかけてきてくれた?」

③「ううん。いいのいいの。じゃあね」

②「うん。ありがと。じゃ」

②「優しいねあの子」

②「だね」









わたしの名前は遠藤 美憂(エンドウ ミユ)。
高校2年生。17歳。
自分で言うのもなんだが、特に大きな問題もなく、楽しく高校生活を過ごしている。と思う。

さっきの数字はなにかって?
気づいた人もいるんじゃないかな。
序列よ。序列。




◆高校クラスメート序列ヒエラルキー(わたし調べ)

①軍=イケてるグループの人

②軍=普通のグループの人(わたし在籍)

③軍=大人しめのグループの人

(例外として、どこにも属さない個性的な人もいる。自ら一人を好む一匹狼タイプもいれば、オールマイティーな付き合いができる皆から一目置かれてる人など)




あくまで、わたし調べ。
…にしても、いつからだろう。
こんな風にクラスメイトの“序列”を考えてしまうようになったのは。
昔から妙な分析癖があるわたし。


しっかし、朝から緊張した。
1軍が急に話題をふってくるもんだから。
ノリがキライな訳ではないが、得意ではない。
わたしは落ち着くこの2軍が好きだ。


かといって、3軍を決して見下している訳ではない。
いや、厳密に言うと違うか。
見下してる時期も、正直あった。
しかし長らく2軍で過ごし、少し物事を俯瞰に見れるようになった今だから言える。
改めて観察すると、3軍はなんだかみんな落ち着いて見えた。妙にはしゃぐこともなければ、おのおの一人で行動している姿もよく見る。
最初は単純に暗いだけなのかなとか思ってたけれど、3軍同士だとそりゃ笑うし、楽しそうだし、でも変に回りを巻き込んだりしない。


そのあたりが、基本、他人にどう映ってるとか、自分たちサイキョー的な感覚をもっている1軍達とは違うのか。おそらくこんな妙な分析をしている2軍(主にわたし)とも違うだろうな。大人しいけど、楽しそう。


うーん。なんて言うのかな。
“大人しい”ってことは、それはつまり、“大人”ってことなのでは…?
ほら、漢字にも、大人って入ってる訳だし。
そうか。3軍は、大人なのかも。


少なくとも、“自分は2軍だ”なんてバカみたいな分析と自覚をしてしまっているわたしなんかよりはずっと。









こんな意味がありげなこと(きっと無い)を考えているうちに日々は過ぎ去り、高校3年生になったわたし。

そして、5月の祝日、こどもの日生まれのわたしは、クラスメートの大多数より一足早く18歳になっていた。
2軍仲間のみんなからグループメールにおめでとうのメッセージとスタンプが並ぶ。おお、わたしが好きな某猫型ロボットスタンプまでプレゼントしてくれてる。みんな、優しいな。


しかし18歳か…。
聞くところによると、もう“大人”の一歩を踏み出したそうだ。そりゃ経験や知識はもちろん足りないが、要は法的には何かと自立できうる環境?になるらしい。

2軍のわたしが?大人?こどもの日生まれのわたしが?うーん。ピンとこない。

1軍のあの子達はまだ17歳だ。
今日も元気に騒いでいる。
2軍のわたしは1軍の動画撮影に映りこまないよう、少し移動する日々。

騒いでるから子供?
落ち着いてるから大人?
なにか違うな。
むむむ。









事件は突然起きた。
1軍のあの子が一人でお弁当を食べている。
わたしのデータの中ではクラスのNo.3くらいに位置してた幹部レベルの1軍だ。休み時間もずっと一人だ。
なんで?どうした?なにがあった?


「ミユ、ミユ…聞いた?」

「え、なにが?」

「あの子さ、○○さんの彼氏と二人で遊んだんだって」

「え?」

「それがバレたらしくて、あんな感じなったみたいで」

「そう…なんだ」

「まあ、誘ってきたのは彼氏のほうらしいけどさ」

「へ~…」

「なんか、あれだよね。こわいね」

「そう…だね」


これを事件と言ってしまう自分もどうかと思うが、序列ヒエラルキーを重んじるわたしには十二分に事件だった。

そんなことで?
ちゃんと話は聞いたの?
もうずっとこのまま?
昨日まで皆でわいわいしてたよね?
どこにも属さない一匹狼になるの?
さみしくないの?

様々な感情が脳裏を巡った。

学校は社会の縮図なんて言葉を大人からよく聞くが、こんなことが大人の世界でもあるのなら、わたしは大人になるなんて、まっぴらごめんだ。

かといって、2軍のわたしにできることは、何もない。









それから10日ほどたったある日。

夜、家でゴロゴロしていると、大学をエンジョイしている(であろう)姉が突然部屋に入ってきた。


「ミユ~。どうよ最近~。あ、誕生日プレゼント遅れてごめんね!はい!これ!」

言いながらご機嫌に、おそらくクレーンゲームでとったであろう某猫型ロボットのぬいぐるみを差しだしてきた。

「ありがとう…てかまた~?何個目よおねーちゃんこれ~」

「なーによ?いらないの?ミユ、好きでしょ?」

「もう18だよ?毎年毎年ぬいぐるみいらないってば」

「ちょ、ませたこと言って~。大人になったのか妹よ~」

「わーーー。髪ぐしゃぐしゃやめてー!あと、なんか臭いよ!?」

「あ、ごめん!ちょっとお酒飲んでるからかな?」

「そうなんだ…てか大学?楽しそうだね」


なんだか久しぶりに姉とコミュニケーションをとった気がする。
姉妹の仲は、いいほうだと思う。
だが大学に進学してバイトもしつつ、自由とお金が増えた姉と、ゆっくり話す機会は少なくなっていた。


そして、決定的なわたしと姉との違い。
姉は“1軍出身”だということ。
ノリとか感じが、常に1軍のそれだ。
わたしはそんな姉に、やや劣等感を抱きつつも、いつか姉のように人生が楽しくなればいいな、などといった憧れの感情も同時に抱いていた。


「うん大学はねまあ楽しんでるけども。なにミユ?高校は楽しくない訳」

「いや、そういう訳じゃないんだけど」

「え、まさかいじめられたりしてない?」

「あ、それはないない。ないけど」

「ないけど?」


わたしはふと“一人でお弁当を食べている元1軍のあの子”の話をしてみた。
別に姉に話したところでなにがどうだとは思ったが、ふと。

一部始終を話し終えた後、いささかの沈黙があった。そして姉は、それまでとは違い、静かに優しい口調で話し始めた。


「ミユ。ミユはね、まず優しいんだと思うよ」

「え?いや、優しくないよ。何もできてないし」

「うん。でもね、こうして気にかけてる。それだけで救われることって実はいくらでもあるの」

「でも、わたしが気にかけてること、その子は知らないよ?」

「今はね。今は確かにそう。でもゼロじゃない。今のミユは10気にかけてる。これが30になれば話しかけるかもしれない。本当に何もしないのはゼロの人。興味が無い人」



姉がゆっくりと、言葉を選びながら、わたしを肯定しながら話してくれているのが分かる。何もできてないと思ってたわたしを、一切否定せず。
しかし子供のわたしは、理解できるまで、せっつくしかない。


「でもでもでもね、このまま10で終わったら、やっぱりそれはゼロと同じじゃないのかな」

「…ミユはどうしたい?」

「わたしは…わたしはね、ずっとね、おねーちゃんに憧れててね。おねーちゃんみたいな、クラスの1軍。さばさばした、優しい1軍の人がいたらなーって。そしたらあの子もあんなことにならなかったのかなって」

「なによそれ。あはは。わたしが?1軍?」

「え?うん」

「やめてよもう。わたしはそういうのなかったよ?」

「なかった?」

「なかったよ」

「嘘だ!絶対1軍だよ。わたしそれだけは分かるもの」

「待って待ってミユ。落ち着いてね。確かにグループみたいなのは当然あったよ。でも私のクラスはそこまで住み分けみたいなのなかったけどなあ」

「それはあれだよ。多分おねーちゃんが1軍だから気づいてないんじゃ。1軍はね、1軍の自覚はないらしいよ?」

「分析すご!!ははは。……うーん。どちらかと言えばわたしはね、みんなと喋ってたかな。どちらかというと、一人でいる人にも話しかけて…そうね。そういう意味ではおせっかいだったほう。でも全然わたしが一人の時間もあったし。気にはならなかったかな」

「そう…なんだ」


もしかすると、あれか。姉は伝説の“どこにも属さないオールマイティーな付き合いをする一目置かれてる人”なのかも。こんな身近に伝説がいたとは。


「ミユはね、ちょっと深刻すぎるのかも」

「?…そりゃまあだって」

「優しいからね。妙にそうやって客観視ができるぶん、人の気持ちが細かく分かるんだよ。辛いんだろうなって感じるんだろうね。おねーちゃんは嬉しいよ。ミユが優しい人になってくれてさ」



また誉められた。姉は昔から、よく誉めてくれる。
優しい、優しいと言われると、“優しくできなかったときに、優しくならなきゃ“って思える。
人には優しくしなさい親切にしなさい迷惑はかけるな!と頭ごなしに言われるより、よっぽど効果てきめんだ。


幼い頃に、病で母を亡くした私たち。まだわたしは6歳。姉は9歳だった。そこから父親と3人で暮らしてきた私たち。もちろん父親は精一杯の愛をもって育ててくれた。ただ仕事も忙しく、男手一つ、不器用だったり無骨な一面もあった。
今になってやっと分かる。
姉は、母の代わりに誉めてくれていた。
姉が、母だった。



「ミユはね」言いながら顔をぐっと近づけた姉がこれまた静かにしかし、強い語気でこう言った。

「真剣に考えるのはいい。でも深刻に考えないようにして」


一瞬、何を言われたのか分からなかった。
同じような言葉を並べられた気がする。
真剣?深刻?どう違うのか。


「いい?真剣なのはいいの。とてもいい。物事に真っ直ぐに、どうしていったらいいかを考える行為。でも深刻はね、似てるけど違うの。物事を深く、でも重ーく捉えてしまう。疲れちゃうやつ」

「うーーん?」

「今はまだ分からなくてもいいの。ただ意識だけしといてくれれば」



なんだか分かったような分からないような。
しかし、姉はどうしてこんなに大人なのだろう。話せば話すほど、18歳のわたしはまだまだ子供だと思わされる。


「おねーちゃんはさ」

「うん?」

「どうやって、そんなに大人になったの?」

「いや大人…なのかな。まだまだだよ」

「大人だよ。わたしからしたらかなり。教えて。どうして?」

「うーん、それはちなみに…?」

「真剣なほう」

「おけ。ははは。よろしい。うーーん。答え、なんて分からないけどさ。ちゃんと地に足をつけて自立しようとしている人。人を思いやれる人。人に優しくできる人。なんか、いつからかそういうの考え出したからかなーー」

「なんで考えだしたの?」

「うん。優しくされたから。お父さんやミユ、友達、みんながわたしに優しくしてくれたし、思いやってくれた。だから、わたしもそうなりたいなって思った。いわゆる、お返しって感じ?シンプルよ」

「そういうこと?」

「そういうこと」

「うーーーん」

「ははは。なんだかむずかしいよね。ミユはさ、最近誰かに優しくされたなーとかの記憶ある?」

「え、えーーーと…」

「うんうん」

「あ、誕生日。誕生日みんなが祝ってくれた」

「おーー」

「あ、クラスメートのあまり話したことない子が、先生の伝言を伝えてくれた」

「おーーーー」

「あ、飴ちゃん…」

「ん?」

「さっき話したね…一人に、一人になっちゃった子がね…よくね、飴ちゃんくれてた…」

「おうおう、そうかそうか。優しいねえ」

「うん……そうなの優しいの…だからね、なんかね、悲しくてね…う、うぅ」


気がつけばわたしは、姉の胸で泣いてしまっていた。
後日、このことを思い出したとき、泣くほどのことだったのかと考える。
しかし、確かに悲しかったのだ。自分に優しくしてくれた人が、悲しい思いをしてるのは、悲しかった。

この、感情は、子供?大人?どっちなのだろう。

わたしには誉めてくれる姉がいる。

優しい友達もいる。

だから、そのぶん、お返ししなきゃ。あくまで深刻ではなく、真剣に。

姉が泣いているわたしの耳元で最後にこう囁いた。

「大事なこと言うの忘れてた。人にだけじゃなく、自分に一番、優しくしてあげてね」









それからまた、2週間ほどたったある日。
下駄箱で、例の元1軍のクラスメイトと鉢合わせた。
相変わらず一人でお弁当を食べ、一人で登校し、一人で帰っていってるようだった。
気まずい。
結局わたしは…姉の言う、10からなにも動けてなかった。よし。
わたしは何の気なしに挨拶をしてみた。
ほんとに何の気なしに。

「おはよう」

「え…あ、おはようミユ」

「今日さ、……すごいあったかいね?」

「あ、そうだね。うん。あったかい。汗かいちゃってるもん」

「ほんとだ」

「ミユも脇汗やばいよ?」

「え?あはは、ほんとだ」

「あははは…あ、飴ちゃん、食べる?」

「え」

「いらない?」

「いや、ちょうだい!欲しい!」

「なになに、そんなに?ははは。はいイチゴだよね」

「ありがとう…」

「うん、じゃまた」

「うん、また」



………

…………

……………

……………………


あーーーーーーーーーーー


なんだこれ。
なんなんだこの気持ちは。
同情?話せた自分に酔ってる?
かわいそうなあの子と話せて良かった?
いや、違う。
そもそもかわいそうだなんて誰が決めた?
わたしがわたしの分析で勝手に思ってるだけ。

あの子はなにも。
なにも変わってなかった。
変わったのは周りなだけであって。
あの子は、あの子だった。

それが嬉しくて。
嬉しくて泣きそうなっていた。
泣きたいのはあの子だったはずなのに。
辛かったはずなのに。

あの子は、しっかりと、地に足をつけていた。
今日も、飴ちゃんを持っていた。
わたしみたいに誰かと誰かを比べてはいないというのが、話してみてすぐ分かった。
1軍のときのあの子となにも変わっていない。
いや、きっと受け入れて、乗り越えたんだ。


次は何の気なしにではなく、勇気を出してお弁当を一緒にどうかと誘ってみた。
いや、正確には誘おうとした。

誘う前に、すでに3軍の子が誘っていた。
元1軍のあの子は笑顔で一緒になって食べていた。

わたしと目が合った。
あの子は笑った。
わたしもつられて笑った。

なんだかまた、泣きそうになった。
もっと、優しい人になりたいと思った。
やっぱ3軍は、大人だ。
あの子も大人だ。

いや、もうやめよう。こんなデータや分析は。何も意味をなさない。


その日の帰り道、久々に舐めた飴ちゃんは、とても、とても甘かった。










季節は巡り、卒業の日がやってきた。

みんなと教室の後ろで撮った集合写真の笑顔。
わたしは相変わらず大人、がなんなのか明確な答えは見つけられずにいる。

ただ、序列ヒエラルキーの考えを撤廃したわたしは、この日、とんでもない行動に出ていた。

なにを隠そう、集合写真を教室で撮ろう!と声をあげたのは、わたしなのだ。
とんでもないことだこれは。
2軍(だと深刻に考えすぎていた)だった、あの頃のわたしからは考えられない。


例え仲違いしても、グループが違っても、最後くらいみんな一つになってもバチは当たらないよ。
という、わたしなりの精一杯の“大人”の行為。
いや、おねーちゃんに似たただのおせっかいかも。


もちろん全員が写真に入ってくれたわけではない。強制はできない。


人はいつだって変われるし、変わらないのも自由。
優しくできるし、優しくしないのも自由。
裏切ることもあるし、裏切られるのも自由。
写真に入ってもいいし、入らないのも自由。


だがしかし、自由が増えて選べる選択肢が増えたとき、わたしは、なるべく後悔をしない選択をしたいなと思う。

なるべく、というのが大事だと思う。

キレイ事かもしれないが、今はそうできると思いたい。



そして、後になって選んだ行いをとても後悔することがあるかもしれない。
その瞬間こそ、大人になる瞬間なのかも。
あれはダメだったなと振り返り、また前を向く瞬間こそが、大人になるってことなのかも。


18歳のわたしたち。18年のこれまでの悲しみ、苦しみ、喜びは計り知れなかった。
そして、これからも計り知れないのだろうな。

楽しみだ。









③「由美ー、どうする、この後?」

③「うーん、カラオケでもいく?」

③「いいねー!」

③「ねー!あ、あの子も誘ってみよ?」

③「あ、うん!」

③「おーいカラオケいかない?」

③「おー、いくいく!友達も一緒にいい?」

③「もちろん! 」

③「あ、はい、最後のイチゴ飴!」

③「ははは!さみし!ありがと!」




…この数字はなにかって?
これはね…



◆高校生活でできる平均親友数(わたし調べ。相変わらずやめれぬ分析癖)



じゃ、みんなも真剣にそして、なるべく楽しく過ごしてね!バイバーイ!



あめちゃん

~完~

BKBプロフィール

バイク川崎バイク プロフィール

1979年12月17日生まれ、兵庫県出身。NSC大阪校26期生。
「R-1グランプリ2014」決勝進出。
『BKBショートショート小説集 電話をしてるふり』(ヨシモトブックス)絶賛発売中。

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